2018年 7月 の投稿一覧

結婚式 持ち込みカメラマンでこだわりの写真撮影を

一生モノの結婚式。披露宴当日の写真撮影。

結婚式の写真は新郎新婦にとっても、とても重要な要素の一つではないでしょうか。

実はウェディングフォトを撮影するカメラマンはとても人口が多く、その腕は残念ながら正直バラバラです。特に東京のカメラマンは結婚式を挙げる人の数も多く、カメラマン、カメラマン志望の学生も多く、中にはアルバイトが撮影していることもあるのです(アルバイトが撮影していてもカメラマンの撮影料金はプロが撮影しているものと同額です)。

カメラマン選びは慎重にすることをおすすめします。

今回は持ち込みカメラマンを入れようか悩んでいたり、持ち込みカメラマンの探し方で悩んでいる新郎新婦向けに書いていきます。

プランナーさんに「結婚式写真にはこだわりたい」と伝えよう

ウェディング 集合写真

「思い出をきれいに残す」ためには、スキルと経験のあるプロカメラマンにお願いすることが必要不可欠

まず第一に、ウェディングプランナーさんに披露宴の写真にはとてもこだわっている旨を伝えましょう。できれば契約前にその話をしてしまうことが良いです。

契約後は次から次に決めることが山積で、きっと式場側のペースで持っていかれてしまうでしょう。

もし、親族がカメラやアート、デザイン関係の仕事をしている上であれば、その点も伝える方が良いです(結婚式場は新郎新婦や親族、ゲストからのクレームが出ないように動いています。カメラマンが身内にいたり自分自身がカメラマンであれば、きっと一番いいカメラマンをセッティングしてくれるでしょう)。

「お任せください」だとか「厳選したカメラマンしか所属していません」とか「経験の長いカメラマンしかいません」といった、話をされるかもしれませんが、もし式場のカメラマンにお願いするのであれば、必ずそれぞれのカメラマンの過去作品を見せてもらい、指名をすることが大切です。

「いい写真」という言葉はよく使いますが、カメラマンが100人いたら100通りの撮影をしますし、それに加えて「いい写真」も見る人の価値観によって大きく変わります。

(ちなみに経験の長さと腕の良さは比例しないことも多いです。裏を返すと「昔ながらの(イマドキではない)写真」になるリスクもあります)

写真室のカメラマンとは対面で話をしよう

挙式・披露宴のカメラマンでしたら、ホテルの写真室にテナントという形で常駐している写真事務所もあるのでその場合でしたら写真室を見学をさせてもらったり、カメラマンと話をしてみるのも良いでしょう(私は自分自身の結婚式の際には、事前に写真室を見学させてもらい、カメラ機材も何を使っているのか、確認しました)。

また、対面で話をした時の印象は非常に大事です。私は契約前に自分自身が現役のカメラマンであることを伝えた上で、式場のカメラマンさんとお会いし(ウェディングフォト業界では大手の写真事務所)、対面で話をさせていただきました。

いらっしゃったのはおそらく写真室の偉い人だとは思うのですが、彼が持っていたヒアリングシートに、メモ書きで「新郎はカメラマン。面倒だと思いますがよろしくお願いします」といった文字が入っているのが目に入り、この写真事務所に披露宴の写真撮影はお願いしないと心に誓い、信頼をおいているカメラマンに撮影をお願いし、地方から東京まで来てもらいました。

細かなところかもしれないのですが、カメラマン選びだけでなく、結婚式前に疑問点がある場合には必ずクリアをさせておくべきでしょう。

写真撮影だけでも安いものではないので、モヤモヤしながら当日を迎えるのはもったいないです。

自力で持ち込みカメラマンを探す

結婚式場に気になるカメラマンがいなかったり、自分たちでカメラマンを手配したいと思ったら「持ち込みカメラマン」としてフリーのカメラマンを探すことになります。結婚式場の他にも、レストランウェディングや二次会など、カメラマンとの繋がりがない会場で、自分でカメラマンを探さなければいけません。

紹介(口コミ)

一番確実なのはすでに結婚式を挙げた友人にカメラマンを紹介してもらうことです。

その場合友人が持っているアルバムや写真データも見せてもらいましょう。

アルバムはデザインが載っているので、写真一枚ずつの仕上がりを直感的に判断しにくいことがありますので、可能であればデータを一枚ずつ見せてもらうのも良いでしょう。

InstagramなどSNSで探す

最近ウェデイングカメラマンたちの営業ツールとしてにわかに使われているのが、Instagramです。

ツイッターやFacebookなどもありますが、これらでは効果がなかったのに、Instagramにタグ付けして写真を載せると問い合わせが来るようになったという話をよく聞きます。

Instagramからカメラマンを探すのもありでしょう。

持ち込み撮影を対応している結婚式カメラマンのホームページで探す

カメラマンが持っている個人のホームページからさがすというのも一つの手です。

  • 「結婚式 フリーカメラマン」
  • 「挙式 フリーカメラマン」
  • 「持ち込みカメラマン 東京」
  • 「持ち込みカメラマン 大阪」

などといったキーワードで探してみましょう。

経験したことある結婚式場のリストなどあれば参考にするのもありでしょう。

持ち込みカメラマンを探せるマッチングサイトを使う

ウェディング写真の依頼ができるカメラマンのマッチングサイトから撮影依頼を出すのも一つです。

結婚式の持ち込みカメラマンを探せるカメラマンマッチングサイト

Famarry

ウェディングカメラマンのマッチングサービス「Famarry」

Famarryでは、結婚式当日のスナップ撮影にも対応しています。

OurPhoto

キッズフォトやファミリーフォトに強い「Ourphoto」

出張撮影のOurPhotoもカメラマンによっては結婚式や二次会の撮影に対応している。

プロカメラマンだけのウェディングフォトのマッチングサイトを準備中

最後に宣伝となってしまうのですが、現在TOTTA Weddingというウェディングフォトの撮影ができるプロのカメラマンのみのマッチングサイトを準備しています。

登録されるカメラマンは全員プロカメラマンによる写真審査、対面での面接を通過した人たちであり、写真撮影を生業としている人のみが登録可能です。

撮影料金は10万円〜を想定しています。

友人に結婚式の写真撮影を頼んではいけない理由|友人カメラマン

人生の一大イベントである結婚式。

結婚式に欠かせないウェディングカメラマン。

結婚式場にカメラマンを頼むとデータのみで、20万円程度。

確かに、式場のカメラマン費用は高いです。

しかし、「ただ安くしたい」という理由だけで、安易に「カメラ好きの友人」にカメラ係をお願いするのはお勧めしません。

私自身何度も持ち込みカメラマンとして友人の挙式・披露宴の撮影をしてきました。現役カメラマンだからこそ痛感している、ウェディング撮影の(技術的・やりやすさ、両面からの)難しさ、持ち込みカメラマンとして結婚式撮影を友人に頼まないほうがいい理由をお話しします。

(写真撮影を生業としているプロのカメラマンであれば友人からの結婚式の撮影依頼は、またとない嬉しい話です。喜んで受けてくれると思いますので、ぜひ相談してみてください)

理由1: 結婚式の写真撮影では難易度が高い

結婚式、挙式・披露宴の写真撮影はプロのカメラマンでも、撮影が難しいと言われる分野の一つです。

日常的にウェディングフォトを撮影しているプロカメラマンであればもちろん対応できる撮影案件でも、アマチュアカメラマンではそうはいきません。

基本的にウェディングフォトの撮影スキルを持ち合わせるには普段から会場が暗く、ストロボ使用が必須のイベントスナップ撮影の撮影経験があるカメラマンに限ります。

理由2:失敗のリスクが高く、友人の失敗は責められない

結婚式 花束

アマチュアの撮影だからこそ、失敗のリスクも高い

「理由1」にも述べたように、結婚式やスナップ撮影によほど慣れている人でなければ、安心して任せることは難しいとお考えください。

披露宴の写真撮影は何度が高い故に、失敗のリスクがとても高いジャンルです。

  • 欲しかった瞬間の写真が撮れていない
  • 他の人がかぶっていて新郎新婦が撮れていない
  • ぶれている
  • 暗い
  • 色合いがおかしい

など、心配点はたくさんあります。

結婚式場の照明の読み方(その場の明かり(地明り)の色合いや明るさを確認しながら、それにカメラのストロボをどのくらいの光量で発光するかなど)や、シチュエーション別のカメラの設定が素早くできるかなど、カメラマンが結婚式の撮影中行なっていることは非常にたくさんあるのです。

もし友人がこれらの設定がわからず(特に結婚式場の光の読み方はクセがあります)、失敗しても責めることはできないでしょう。

理由3:アマチュア故の写真データ損失のリスク

結婚式のビデオカメラマンはメインカメラの上にGoProなどのアクションカムや小さなホームビデオを乗せている光景を見たことはないでしょうか。

あるいは、カメラマンが集合写真を撮影する際、あえて二台のカメラに分けて撮っているのを見たことはないでしょうか。

実はこれ、全てデータが万が一飛んだ場合の時に備えたバックアップ撮影です。

結婚式のカメラマンが常に肩からカメラを二台以上ぶら下げて撮影をしているのには、カメラレンズの交換の手間や時間を省くためでもあるのですが、一台のデータが万が一何らかの理由(多くは内蔵のSDカードやCFカードは静電気により、データが飛ぶ)でデータが飛んだ時に備えているのです。

その上プロ向けのカメラはSDカード二枚だとか、SDカードとCFカードだとかを二枚挿せるダブルスロットを採用しています。

プロが使っている一眼レフカメラのクラスであれば、ダブルスロットを採用しているものが多く、撮影する場合には二枚のカードに同時書き込みしており、万が一どちらのデータが飛んだとしても片方は助かるという算段なのである。

ただし、プロカメラマンではない場合、そのような撮り方をできるカメラを持っているかどうかが懸念点としてあげられます。

理由4:結婚式の写真撮影は友人カメラマンへのストレスが大きい

  • 撮影難易度の高さ
  • 撮影ミスのリスク
  • データ損失リスク

などの中、撮影をするとなると慣れていない人なら披露宴が始まる前からどのように対応すればいいかわからず、緊張状態に置かれ続けます。

新郎新婦から「ご飯は食べてもらってもいいから」と言ってくれたとしても、披露宴の撮影中に料理どころか水を口にする暇は全くと言っていいほどありません。

撮影モードに入ってしまうと、それどころではないのです。

緊張状態が続き、カメラマン役の友人は結婚式を楽しむことは難しいでしょう。

理由5:友人カメラマンの写真は一枚も残らない

結婚式 集合写真

写真を撮っている「ゲスト」の友人の写真は残らない

当たり前のことではあるのですが写真を撮っている友人は、彼の写真の中に入ることができません。

理由6:友人でも「持ち込みカメラマン」に「当たり」が強い式場の存在

式場からすると、持ち込みカメラマンは「お客様」ではなく「お客様というテイ」の業者です。実際、「本当の友人」かどうか、これは確かめようがありませんが、「業者風」の人も多いのでしょう。疑心暗鬼になっている式場もあるように思います。

私自身、学生時代の友人などに頼まれて、友人の結婚式に出席者兼撮影係としてお伺いすることがありますが、(本職がカメラマンということもあってか)式場はおそらく外部のカメラマンを持ち込んだと思ったのでしょう、タメ口だったり上から目線で私に支持を出してきたり、「カメラを持っているのなら表を歩くな、裏動線を使え」「ここには入るな」といった形で苦言を呈されるという経験は一度だけではありませんでした。

もちろん私自身に当たりの強い物言いをしていたプランナーさんや会場さんも、新郎新婦の前では笑顔でヘコヘコ。新郎新婦はそのあたりの強さに気付くことはありません。

後述していますが、フリーカメラマンの料金相場を見ると、データのみで20万円を新郎新婦が支払う写真で、いかに写真撮影が式場にとって利益率が高いかがんかります。これらにアルバムを追加すれば30〜35万円くらいは売り上げが出るわけです。

カメラマンを持ち込むということは持ち込み料金や出席者としての席料金(料理代金、食べる余裕はありませんが)は新郎新婦に請求が行きますが、利益率はもちろん下がります。式場が、基本的に持ち込みカメラマンを嫌がるのはそのようなところに理由があるわけです。

カメラマンは他のゲストと同じようには楽しめない

カメラマンとして披露宴に入ってしまうと、きちんと撮ろうとすればするほど動きは「スタッフ」になってしまいます。ゲストとして楽しむのは難しいでしょう。

同じテーブルで料理を食べることもできませんし、各種サプライズや出し物も事前にタイムテーブルで知っていたり、それを撮るためにファインダー越し匂い続ける必要があるのです。

解決策:ウェディングのプロカメラマンお願いする

私が一番オススメするのは、結婚式の写真撮影を得意とするプロのカメラマンにきちんと依頼をするということです。

たしかに、式場で撮影を依頼すると東京であればデータだけで20万円程度、大阪でも15万円程度〜であることが多く、アルバムを追加するとなると一冊あたり数万円追加されます。

(ちなみに、式場の中間マージンは時に50パーセントになることもあると言われており、そこから写真事務所のマージンが抜かれるのでカメラマンのギャランティとなる料金は新郎新婦が支払ってる額の3割程度となることもあります)。

予算を削減したいという方もそうですが、写真にこだわりたいという新郎新婦にはカメラマンのホームページやInstagramなどのSNS、カメラマンのマッチングサービス経由で自分たちのこだわりを実現してくれるカメラマンを探すのも良いかもしれません。

大切な結婚式、後悔のないよう、色々とカメラマンを探してみるのも良いのではないでしょう。

友人にはメインのカメラマンとしてではなく、ゲストとしてたくさん撮ってもらう

今まで書いた内容は、写真好きなプロではない友人にメインとなるカメラマンを依頼したら…という話です。

メインとしての依頼というわけではなければ「気が向いたら写真をたくさん撮ってほしい」という程度でもいいかもしれません。

写真好きな人であれば、あなたの良い表情をたくさん撮影してくれるはずですから。

「ゲスト」として出席したからこそ撮れる写真がたくさんある

ゲストとして出席したら、メインのカメラマンのように、披露宴の流れを逐一追うということは現実的に不可能です。

しかしゲストとして出席したからこそ、ゲスト同士の記念写真などをたくさん撮って、新郎新婦にプレゼントすることができるでしょう。

仲良し動詞の写真だからこそ撮れるゲストの写真は当日入ったメインのカメラマンには撮ることができない財産です。

友人のプロカメラマンに撮影依頼する

結婚式の写真撮影に長けている友人であれば、先述したような「負担」もなく、とても楽しんで撮影をしてくれるでしょう。

私自身も友人の結婚式の写真撮影をプロとして依頼してもらっていますが、とても楽しく、そして写真撮影を自分に依頼してもらってとても嬉しく思います。

「友人だから安く」ではなく、「友人だからこそ正規の値段」を払ってあげてください

きっと安くお願いしても、友人のプロカメラマンはしっかりとした仕事をしてくれることでしょう。

ウェディングカメラマンとして活躍している人は基本的に土日祝日は撮影が入っているものです。売れっ子ともなると一本の撮影で撮影料金が5〜6万円程度の人も珍しくはなく、その中で「友達だから安くしてほしい」というお願いをするということはカメラマンにとっては通常の撮影を受けるより数万円も損失を出すことになります(もちろん中には10万円程度で受けている人もいます)。

カメラマンの友達も値下げ交渉を受けてくれるかもしれませんが、友達だからこそカメラマンが通常受けている金額かそれに近いものを提示してあげましょう。

その方が新郎新婦も後ろめたくないですし、カメラマンも心の引っかかりがないまま気持ちよく仕事をしてくれます。

自営業にとって撮影料金は死活問題なのですから。

プロカメラマンの結婚式の写真撮影料金について

結婚式 ポートレート

結婚式カメラマンの料金相場とは…?

先程売れっ子のカメラマンであれば5〜6万円程度という話をしました。

簡単ではありますが、相場感の概算を書かせていただきます。

もちろんこれは地域(都市)や条件によって大きく料金が変わることもありますので、参考程度としてお考えくださいませ。

特に東京と大阪、それ以外の都市では状況が違うようです。特に北海道の結婚式は会費制ということもありますので、料金体系もそのエリアのカメラマンに直接確認をしてください。

あくまでも私が東京で結婚式の撮影をしているカメラマンや写真事務所の人から見聞きした情報をベースに書いています。

撮影料金(想定)
アルバイト数千円〜(時給制)
駆け出しフリーランス(データのみ)1万円〜1.5万円
フリーランス(データのみ)2万円〜6万円
写真事務所(データのみ)10万円〜
式場(データのみ)20万程度
式場(データ+アルバム)25万円〜

この表を見て「アルバイトがカメラマンとしてくることがあるの?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、アルバイトのカメラマン(カメラ係)が可動することも現実として起きていますし、求人サイトにもウェディングカメラマンのアルバイト募集が出ています。場合によって未経験者もとっているところもあるようですが、彼らがどれだけの研修を受けているのかは私にはわかりません。

カメラマンのアルバイト求人に関してこちらのブログに詳しく書かれています。

カメラマンの求人に応募してみる

ただ私が言えることは、私自身が未経験からスナップ写真を自信持って撮れると言えるようになったのは、ほぼ毎日シャッターを切って少なくとも3年はかかった、ということです(今思えばそれでもまだまだです)。

ウェディング写真は決して簡単なものではないし、新郎新婦にとってとても大切なイベントなのだから、きちんとしたプロのカメラマンが撮影すべきです。

だかこそ、カメラマン選びを式場に「おまかせ」するのではなく、自分たちで必ず作品を見ながらじっくり探すことが大切なのです。

プロのウェディングカメラマンを探せるマッチングサービスを構築中です

最後に宣伝となってしまい恐縮なのですが、現在TOTTA Weddingという結婚式の当日スナップ撮影専門のカメラマンマッチングサービスを準備中です。

まだまだ準備中のサービスなので、画面をお見せすることはできないのですが、日本・全国の「誰でも登録できる」ではなく、写真を生業にしているプロのカメラマンのみを審査制で登録する、マッチングサービスになります。

新郎新婦が満足できる写真を提供する、そんな写真撮影体験を提供できるインフラとなればと考えています。

休日カメラマンのための仕事探し、カメラマン登録型サービスまとめ

平日は別の仕事をしているアマチュアカメラマンが活動できる、カメラマン登録型のカメラマンマッチングサービスが近年増えてきている。

利用するのはプロのカメラマンだけではなく、平日にはサラリーマンとして働いているアマチュアカメラマンたちが副業として行う場合も少なくはない。

ウェブサービス業界を見ていると、次から次へとカメラマンのマッチングサービスは増えており、各家庭でも「カメラマンに出張撮影をお願いする」ということが、今まで以上に日常化していく可能性も大いにある。

写真撮影を生業とするプロのカメラマンの場合ギャランティ面などでマッチングしにくいことも多いようだが、アマチュアカメラマンの副業として依頼するのであれば、リーズナブルに撮影依頼ができるのだ。

依頼する側としてはリーズナブルに、カメラマン側も趣味が高じての副業を楽しくサービスを提供できるというサービスである。

今回は家族写真の撮影を中心に、出張撮影サービスを紹介する。

カメラマンとしての仕事:子ども、ファミリーフォト 出張撮影サービス

Our photo

OurPhoto

家族写真や子ども写真の出張撮影依頼がメインのOurPhoto

https://our-photo.co/

50分 6,480円(税込)〜の出張カメラマンマッチングサービス。キッズフォト、ファミリーフォトを中心にサービスが提供されている。キヤノンマーケティングジャパンの出資も受けている。

Fotowa

fotowa

こちらも家族や子ども写真の出張撮影が多いFotowa。こちらは写真素材販売のPIXTAが運営している。

https://fotowa.com/

平日19,800円(税抜)/1時間、休日23,800円/1時間の撮影料金で出張撮影サービスを行うカメラマンのマッチングサービス。ピクスタ株式会社が運営。

PHOTONEIRO

PHOTONEIRO

ベータ版として現在提供されているPHOTONEIRO

https://photoneiro.com/

日本全国1時間 ¥19,800(税込)で出張撮影を行うマッチングサービス。

メッセンジャー機能でカメラマンと直接やり取りができる。

CELEBABY

CELEBABY

「1年に何度も撮影をして子供の成長を記録する」をサービスコンセプトとしている出張撮影サービス。こちらも家族写真や子供の写真の出張撮影カメラマンを多く扱う。

https://cele-baby.net/

「1年に何度も撮影をして子供の成長を記録する」をサービスコンセプトにしている出張撮影サービス。

サイト内で各ジャンルごとでカメラマンを検索できる。

スキロッツ

スキロッツ

以前は「ファーストフォト」と言う名前でサービスを提供していたスキロッツ。こちらはビジネス向けの出張撮影依頼も見受けられる。

https://www.skillots.com/photo

旧ファーストフォト。他社よりも早く出張撮影サービスを提供しはじめた。

写真販売サービス

Snapmart

Snapmart

スマートフォンで撮影した写真を気軽に販売することができる写真販売サービス。プロだけではなく副業として利用している人も多い。

https://snapmart.jp/

スマートフォンで撮影したデータを販売できるサービス。コンテストなども行なっている。

PIXTA

PIXTA

ホームページ用写真などによく使われている写真素材サイト大手のPIXTA

https://pixta.jp/

カメラマンとして登録するには審査が必要のようだが、アマチュアカメラマンが副業として登録しているケースも珍しくないとのこと。

出張撮影に人気のジャンルとは?

ファミリーフォトやキッズフォトの出張撮影の場合、主に子供の成長に合わせた形で、様々なジャンルの写真依頼があるようです。

七五三の時期は出張撮影の需要が急増!

最も需要があるのは、七五三の時期です。

この時期になると出張撮影だけでなく、こども写真スタジオも大忙し。

新生児の出張撮影

子どもはすぐに大きくなってしまうので、できるだけ細かに撮影をしてあげたいところ。

生まれたばかりの赤ちゃんの撮影も人気のようです。

その他にも、出張撮影サービスを提供しているウェブサービスのメニューとして多いのは、

  • ニューボーンフォト
  • お宮参り
  • 100日祝
  • ハーフバースデー
  • 誕生日
  • 家族写真
  • マタニティフォト

となっています。

これらの撮影のスキルとしては基本的に子どもが小さいということもあり、ストロボを光らせることができないケースも多いです。

そのため、できるだけ自然光で明るいレンズを使用して撮影するスキルが有れば、十分撮影対応可能かと思います。

撮影ジャンル的にも、法人向けのビジネス撮影とは違い、単調点レンズを開放気味にし、次から次へとスナップ撮影していく形がクライアントさんの満足度も高くなるのではないでしょうか。

七五三撮影のおすすめレンズ

私は以前、七五三の時期に数回ほど友人の子どもの七五三の出張撮影にいったことがありますが、基本的にレンズは50mmレンズ一本しか使いませんでした(もちろんズームレンズはカメラバッグに忍ばせていますが、ストロボもズームレンズもカメラバッグから出すことはありませんでした)。

私が七五三撮影をしていた頃には発売されていませんでしたが、コストパフォーマンスなどの面も含めておすすめするレンズは

EF50mm F1.8 STM

こちらに限ります。

もちろんこれ以上に開放ができて描写力のあるLレンズもありますが、現在であれば1.5万円を切る価格で手に入りますので、副業としての写真撮影と考えると非常にバランスの良いレンズでしょう。

ビジネス向けカメラマンマッチングサービス

「ビジネス向け」と謳っているわけではないのですが、探したところ、ビジネス向けの案件が受発注されているサービスを紹介します。2社とも、有名な大手です。

Crowdworks

Crowdworks

法人クライアントも多くいるCrowdworks

https://crowdworks.jp/public/jobs/category/109

Lancers

Lancers

ビジネスマッチング業界大手のLancers

https://www.lancers.jp/work/detail/2023815

プロカメラマンの方には…

「副業」としてのカメラマンマッチングに対応しているサービス(及び副業でもカメラマンとして登録できるサービス)を紹介させていただきました。

プロカメラマンのみのマッチングサービスに関して、いろいろと探してみたのですが、「プロカメラマンだけとのマッチング」を謳っているサービスは見つけることができていません(もちろん「写真事務所」「写真館」という形でのサービスは多くありますが今回はそれらは省いています)。

ここで宣伝にはなってしまうのですが、私たちは、プロカメラマンのみの審査制マッチングサービスTOTTAを準備しています(アマチュア不可)。

リリース予定は10月1日となっています。

プロカメラマン向けのマッチングサービス

TOTTA(準備中)

TOTTA ロゴ

プロカメラマンマッチングサービスのTOTTA

日本全国対応の法人・個人事業主向けのプロカメラマンマッチングサービス。

写真・動画の発注に対応。

登録しているカメラマンは全員事務局の作品審査・対面審査を通過したプロのカメラマンのみ。

想定の発注料金は6万円程度~となっています。

TOTTA Wedding(準備中)

https://totta.in/wedding/ (準備中)

日本全国の結婚式の当日撮影を撮影するカメラマンのマッチングサービス。

披露宴の写真撮影・動画撮影に対応。

こちらも登録しているカメラマンは、全員作品審査・対面審査を通過したウェディング撮影の経験が豊富なカメラマンのみ。

想定の発注料金は10万円程度~となります。

歯科医院(クリニック)の写真撮影をカメラマンに依頼するポイント紹介

「歯科医院はコンビニより多い」と言われて久しく、各歯科医院は生き残りのために他社との差別化、ブランド化を図る必要に迫られてきています。

この記事では、歯科医院を始めとしたクリニックの写真撮影をプロのカメラマンに依頼しようと検討している方を対象に、写真撮影を依頼時のポイントや実際にカメラマンが撮影した歯科医院・クリニックの写真を紹介していきます。

歯科医院・クリニックをブランディングする理由

歯科医院の利用者からすると、インターネットでの検索結果を見て、どうしてもそれぞれの歯科医院の特徴が分かりづらく、どこを選べばよいのかが非常に困ります。

その結果、「自宅から近い」「通いやすい」という点のみで判断されて、利用者に各クリニックの魅力や特徴が伝わっていないのが現状ではないでしょうか。

「お客様の声」もありますが、たくさんのクリニックのリストが出てきたときに、まずお客様の声を読み込むことは少ないでしょう。そのため、他院と違いを出すためにも、プロのカメラマンによる写真撮影やホームページの制作によりクリニックをアピールするクリニックも増えてきました。

利用者としては、ホームページの雰囲気を見て、通院を決める人も多いです。そしてホームページの印象を決める大きな要素が写真はなのです。

歯科医院・クリニックの写真撮影を依頼される方の特徴とは

歯科医院

歯科医院(クリニック)の写真撮影に大切なポイントとは

私は現役のカメラマンなのですが、これまでも多くクリニック、特に歯科医院のホームページ用の写真を撮影してきました。

東京・大阪のクリニックが多いですが、写真撮影を依頼されるクリニックの思いとして共通することは

  • きれいな写真やホームページのデザインで、新規集客につなげたい
  • 自分たちの魅力をきちんと伝えるためには、きれいな写真撮影は不可欠
  • 建物がきれいなうちに、クリニックを撮影して今後のマーケティングに長く使いたい

とおっしゃる方が多いです。

利用者の立場からすると写真やデザインに気をかけている歯科医院さんは、何より「安心感」があります。

これはクリニックだけではないので、私は写真撮影の相談を受けた際、あらゆる業種の方に同じ話をさせていていただいています。

例えば、料理メニュー写真が「美味しそう」でないと、なかなか食欲がそそられない。特に温泉旅館のように一泊数万円するような場所に泊まるかどうかを写真やネット上の口コミだけで決めるには、「美味しそうな写真」「きれいな室内」「親切で楽しそうなスタッフさんのポートレート」の写真は不可欠です。写真撮影は「投資」であり、良い写真は必ずリターン(集客)につながるのです。

インターネット場の情報をベースに判断をする人が増えた現在、行動に移してもらうためにもクリニックや会社の魅力を伝えるための、プロのカメラマンによる写真撮影は欠かせないのです。

歯科医院・クリニックの写真撮影を依頼するタイミングはいつが適切か

可能であれば歯科医院が入る建物・内装ができた直後、一番きれいなときに撮影するのが一番良いでしょう。

「顔」を出すことがブランディングにつながる

ドクターの顔をホームページに出すことで、クリニックの「安心感」は高まる

ホームページに乗せる写真に関しては

  • 院長先生
  • 看護師さん
  • 事務のスタッフさん

など、できるだけ顔を出されることをおすすめしています。

クリニックの魅力は、そこで働いている「人」の魅力です。

笑顔の写真がたくさんホームページに掲載されていると、患者さんも安心してクリニックを選ぶことができるでしょう。

ホームページ用写真撮影に必要な時間

ホームページのコンテンツ量にもよるのですが、例えば

  • 院長先生のポートレート(数パターン)
  • 院長先生のインタビュー風写真(数パターン)
  • 各スタッフさんのポートレート(数パターン)
  • 施術中のイメージ写真(数パターン)
  • 受付の様子など、流れの写真(数パターン)
  • 各施術室の内観(数パターン)
  • クリニックの外観(数パターン)

例えばこれらのカット数ですと、カメラマンが到着して撮影開始、撮影が終了するまで4時間弱程度ではないかと思います。

勿論カット数が増えますとカメラマンの拘束時間も増えてますので、拘束時間ベースで撮影料金を提案される写真事務所酸の場合には注意が必要です。

私の場合には、過去の経験上ほとんどの歯科医院の撮影は4時間以内で撮影していることが多いですので、基本的には4時間以内を想定していただけると良いでしょう。

撮影前、カメラマンには何を伝えるべきか

ホームページのラフデザイン、ワイヤーデザイン

ホームページの制作会社にホームページの制作を依頼している場合、基本的にデザインの構成を決めたラフデザインやワイヤーフレームと呼ばれるものが準備されています。

撮影前にはできる限り担当のカメラマンに「このデザインにはめる写真を撮りたい」と伝えましょう。

そうすることで、無駄なく多くの写真を撮影することができますし、ホームページのデザインに写真のイメージを近づける事ができます。

イメージの写真に近いもの

他のクリニックさんのホームページ写真や写真素材サイトに掲載されている写真でも良いので、余裕があればデザインに加え、近づけたい写真のイメージの情報もまとめておきましょう。

カメラマンはそれらの写真データを見て、ライティング用のストロボやカメラのレンズを選びます。

これはできる限り当日ではなく、遅くとも撮影日前日にはメールなどでカメラマンに共有すると良いでしょう。

「キーワード」を伝える

イメージの写真の共有に加え、どのようなイメージかを言葉で伝えるのも効果的です。

  • さわやか
  • 親切
  • 明るい
  • 笑顔

これとは対象的なキーワードとしては

  • 厳格に
  • 真面目に
  • 高級感を出す

などです。

前者のイメージであれば、例えば背景をぼかして明るく撮影しますし、後者のイメージであれば、背景を暗く、影作った写真にすることが多いです。

歯科医院・クリニック側の事前準備

カメラマンに先述した情報を伝えることに加え、クリニックの掃除を事前にしておくことが大切です。

この掃除の有無で、写真の仕上がりはかなり変わります。

院内を「きれいに」見せるために

クリニックのきれいな内観写真を撮るには、「片付け」が大切

事前の準備で必要なのは、クリニックの内観撮影をする必要があるのであれば、事前に片付けをしておくと良いでしょう。

特に、ポスターや張り紙などが多くあるかと思います。

理想はこれらを全て剥がして、「テナントに入居したて」のイメージに近づけると、内観写真自体に清潔感が生まれます。

歯科クリニックの写真撮影費用の相場は

写真撮影の料金はカメラマンによってまちまちです。

駆け出しのフリーランスカメラマンであれば、1.5万円からの対応にも応じることはありますが、基本的にホームページの製作会社を通じて写真撮影をプロのカメラマンに依頼した場合、1日で20万円程度を目安とすると良いでしょう。

インターネット上で見つかる写真事務所であれば、4万円~の対応が相場のようです。

カメラマンの形態撮影費用 相場撮影ディレクションスタッフの同席写真の再利用
フリーカメラマン(新人)1.5万円〜基本的にはないカメラマンのみ再利用に制限がない場合が多い
フリーカメラマン3万円〜クライアントからの移行に沿い撮影、提案など可能な場合もあるカメラマンのみ、稀にアシスタント(アシスタントのつくフリーカメラマンは撮影費も高いです)再利用に制限がない場合が多い
写真事務所(インターネット)4万円〜クライアントからの移行に沿い撮影、提案など可能な場合もあるカメラマンのみ、稀にアシスタント(アシスタントのつく場合料金が上がる場合が多い。対応不可な事務所もあり)場合によっては追加料金が必要
写真事務所10万円〜クライアントからの移行に沿い撮影、提案など可能な場合もあるカメラマンのみ、稀にアシスタント(アシスタントのつく場合料金が上がる場合が多い)場合によっては追加料金が必要
ホームページ制作会社〜20万円 ホームページのデザインに合わせて、最適な写真をディレクションカメラマン、ディレクター、営業、デザイナーなどが同席する場合が多い追加料金が必要になるケースが多い
デザイン会社〜20万円同上同上同上

撮影料金やサービス内容に関しては、あくまでも会社や対応するカメラマンによってブレがありますので、参考程度としてお考えください。

フリーカメラマンでも10万円〜対応という方も多いですし、ホームページ施策会社に依頼した場合でもディレクターなど不在の可能性もあります。

あくまでもそれぞれのカメラマン、事務所に事前に確認したほうが良いでしょう。

歯科医院・クリニック・病院の写真サンプル

プロのカメラマンに依頼すると、以下のような写真が撮影できます。

イメージが付きやすいよう、サンプル写真を紹介させていただきます。

東京で撮影したクリニック・病院の写真

歯科医院(クリニック)施術中の様子

歯科医院(クリニック)ドクターのプロフィール写真

歯科医院(クリニック)ドクターのプロフィール写真

クリニック 医師

クリニックドクタープロフィール写真

武蔵小金井の眼科クリニック 集合写真

眼科クリニック 診察

眼科クリニック 診察の様子

歯科医院 内観写真

歯科医院の内観写真

大阪で撮影したクリニック・病院の写真

大阪の歯科医院の内観写真

歯科医院(クリニック)施術中風景(大阪)
歯科医院(クリニック)集合写真(大阪)

東京・大阪で歯科医院(クリニック)の写真撮影を依頼できる写真事務所

最後に宣伝となってしまいますが、東京・大阪でカメラマンによる歯科医院(クリニック)の写真撮影サービスを提供している株式会社デルタクリエイティブの出張撮影サービスdeltaphotoを紹介させていただきます。

過去の撮影対応内容としましては歯科医院だけではなく、

  • 大学病院
  • 眼科

などの撮影を多くさせていただいております。

また、撮影ジャンルとして、近いところですと

  • 薬局
  • 看護学校
  • 整体院
  • カイロプラクティク

なども対応しております。

撮影料金は、4.5万円~/4時間となっています。

deltaphoto撮影料金表

プロフィール写真撮影 5つの撮り方のコツ|カメラマン

私は現役のカメラマンなのですが、最近仕事でプロフィール写真の撮影をする機会が増えてきました。

ビジネスに於いてプロフィール写真は様々な場所で使われることが多く、とても重要な写真です。

その他にも、個人事業主の方でもプロフィール写真をビジネスのために撮影しているという方も増えてきているようです。カメラマンによるプロフィール写真の撮影に対応するウェブサービスも年々増えてきました。SNSの普及により、法人・個人問わずプロフィール撮影の相談を受けるようになりました。

また、夜景ポートレートや雨の中でライティングをしてのポートレートなども流行っているようで、ポートレート写真をあらゆる場面で撮影する、撮影したいという人も増えているようです。

そのようにプロフィール写真撮影の需要は年々増えており、ハイアマチュアカメラマン、駆け出しのカメラマン向けにプロフィール写真の撮影のポイントを紹介します。

写真撮影前に!被写体の服装チェック

ビジネスポートレート写真

ネクタイなど 事前の服装のチェックをする

プロフィール写真を撮る前には被写体の服装の乱れを直しましょう。

ビジネス向けのプロフィール写真撮影で最も気にするべき点の一つが、ネクタイの乱れやスーツのしわなどがあります。

撮影後に力技でフォトショップの画像修正で対応することももちろん対応できないことはないのですが、それには非常の手間と、レタッチ代金が必要になります。

撮影後RAW現像の処理をするとはいえ、「撮りっぱなしのJPGデータ」の状態でできる限りいい写真を撮影するのが、プロです。「後でフォトショップでどうとでもなる」という考えは捨てましょう。

  • ネクタイのずれ
  • スーツのシワ

ネクタイがねじれている場合にはその場で直してもらえればよいのですが、スーツのシワに関しては私たちではどうすることはできません。しかし、撮影時に指摘をしていなければ「なんで指摘をしてくれなかったのか」と、撮影後のトラブルのもととなります。

リスクを負わないためにも「スーツのシワがありますがこのまま撮影してよろしいですか」と本人や担当者の方に確認を取りましょう。

「フォトショップで直りませんか」と言われれば「簡単なものであればすぐに修正することができるかもしれませんが、基本的に修正の際には外部のプロのレタッチャーにお願いすることが多いので、その場合には料金がかかります」という点を伝えます(私はそのような形で撮影を進めています)。

その時点で、クライアントは、他のジャケットを用意したり、ジャケットを脱いで撮影したりなどの対策を取ることになるケースが多いです。

撮影中、被写体のことを一番見ているのはカメラマンなので、気づいたことはできる限り伝えることが大切です。それが最終的にクライアントのため、そしてトラブルを事前に防ぐテクニックにもなります。

私自身も撮影中は、大企業の社長さんの場合にも、スーツやネクタイに関してはもし乱れなどがある場合はその場でお声がけを必ずさせていただくようにしています。

プロフィール写真撮影に敵したレンズの話

デジタル一眼レフカメラ

いろいろなカメラのレンズの種類があるが…

私は70-200mmの中望遠域のレンズをお勧めしています。

単焦点であれば、85mmあたりが歪みなく、また綺麗に背景をぼかせるレンズではないかと思います。

ポートレート撮影となると、50mmの単焦点レンズも王道です。たしかに50mmレンズで撮影した時の被写体との距離感は、自然に会話をしながら撮影できますし、非常に「ちょうどいい画角」のレンズです。

女性ポートレートやカルチャー誌の撮影、趣味の撮影ならば、この50mmという画角はおススメです。

しかし、ビジネス向けのプロフィール写真となると、女性ポートレートのような「デートをしている風」といったものは基本的に撮影しないでしょう。もちろん公園のナチュラルライトで撮影したいという場合であれば良いかもしれませんが、あくまでスーツを着て、スタジオ写真のような形で撮影するのであれば、極力歪みの少ないものの、被写体とのコミュニーケーションも取れる、中望遠域のレンズがちょうどいいでしょう。

私が実際に出張撮影の際に使用しているプロフィール写真用のレンズですと、

EF70-200mm F4L USM

を使っています。明るいレンズではないのですが、室内ポートレートでストロボを焚いての撮影が多く、写真の品質には問題ないと考えています。F4通しレンズを使っているのは、あくまでも機材の軽量化のためなので、本当の理想のレンズであれば

EF70-200mm F2.8L IS III USM

など、F2.8通しのレンズになるでしょう。

テザー撮影は最終的に仕事を楽にする

デジタル一眼レフカメラで撮影した写真データを随時パソコンやiPadに転送しながら撮影することをテザー撮影(連結撮影)といいます。

カメラマンの中には「いちいち撮った写真をクライアントに見せると、色々と言われて仕事(カット数)が増えるし面倒」という人もいます。

しかし、一つ言えることは修正のきくうち(撮影中)にリアルタイムでクライアントに写真のイメージに相違ないか、ということを確認してもらえるチャンスを逃すというのはカメラマンにとってリスクでしかないです。

撮影中に気づかなかったことが、編集中もしくは納品後にに気付き、クライアントから「期待していた写真になっていない」と言われ、仕事を失うことに繋がります。

テザー撮影というひと手間をかけることで、最終的には写真撮影からの納品までをスムーズにし、カメラマンしいてはクライアントのためになるのです。

私は出張撮影の際、イベントのスナップ撮影をのぞいではすべてのジャンルにおいて、iPadとキヤノンのEOS 5D MarkIVをWifiで接続し、撮影したデータがすぐに転送されるように設定しています。

カメラマンにとって撮影風景のすべてがプレゼンテーションです。

室内撮影ならストロボは必須

室内での撮影なら、ストロボ(フラッシュ、スピードライト)は必須です。

通販サイトで売られているような格安のLEDなどは、きれいな撮影用の光は作れません。適さない光を被写体に当てることは、逆に写真の品質問題に関わりますので、必ず写真用のストロボを用意しましょう。

被写体へのストロボ直当てはご法度!

女性ポートレート(ストロボ天井直当て)

被写体にニッシンのマシンガンストロボMG8000をオンシューで直当てした写真。被写体の後ろに大きく影が出ている。写真の右側に大きな影が出ているのは、縦位置撮影でホットシューに乗せているストロボがレンズの左側にあったから。

1番の失敗ものとはカメラの上にストロボをつけ(オンシュー)、被写体にストロボの生の光を直打させることです。

ファッション撮影などでは、あえて直打ちするライディング手法を採用することはありますが、基本的にビジネス向けのプロフィール写真撮影では、直打ちはNGです。

天井バウンス撮影はギリギリ合格ライン

女性ポートレート(ストロボ天井バウンス)

MG8000にディフューザーを付け、天井バウンスにて撮影。壁との距離が近かったため、うっすら影が落ちているが、壁と被写体の距離が離れたら、影は殆ど消える。

基本的に外付けのストロボはベッドの位置を天井に向けることができます。

天井に光をバウンスさせるので「天井バウンス(天バン)」と言われています。

これが一番簡単で、被写体の後ろに大きな影を出したり、被写体の顔がテカることを防げます。

天井バウンスで撮影した写真は部屋の中に光を回しての撮影なので、フラットで明るい写真の撮影に適しています(特に白い壁の会議室のようなところであればきれいに光が回り、非常に綺麗な写真となります)。

もちろん天井バウンスでの撮影の場合、カメラ内蔵のストロボではなく、外付けのストロボを別途購入する必要があります。

中古であれば、2~3万円のものもあります。

数千円の古いストロボも売られてはいるのですが、昔の設計であることが多く、扱いが難しい可能性が高いです。

ストロボはできればオフシュー

人物撮影用 簡易スタジオ

ある日のプロフィール写真撮影会の様子。背景紙の左側にある大きな傘が照明。

天井バウンスでの撮影も良いですが、撮影した写真は「のっぺり」した印象になりやすいことも多いです。もちろん直当てしたときよりも、顔のテカリは防げるのですが、それでも十分ではないこともあります。

ある程度の陰影をつけて写真を撮るのであれば、カメラとストロボを離してスタンドにつけて撮影するオフシューライティングを行いましょう。

オフシューライティングとは

Profoto A1

ストロボ(写真はProfoto A1)がカメラの頭につくことなく、離した状態で使われる。

カメラのホットシュー(ストロボをつける頭の部分)から離して、ストロボ用の照明スタンドに載せて撮影する方法。

有線および無線でカメラのシャッターと光るタイミングを同期して撮影することが多い。

わたし自身はProfotoの無線のトリガーをして撮影しています。

「地明り」は必ず意識しよう

プロフィール写真撮影に限ったことではないのですが、ロケ地の地明り(色温度)を必ず確認しましょう。「地明かり」とはフラッシュなど照明を焚いていない状態の光であり、蛍光灯やLEDといった白色に近い明かりなのか、暖色系の明かりなのかという点を気にする必要があります。

カメラ初心者の場合、ストロボを炊いて撮影する場合、地明かりの色温度とストロボの色温度がミックスしてしまう場合があり、最終的に色合いがおかしくなることがあります。

地明りが白色に近い場合は、フラッシュはそのまま利用しますが、地明りが暖色系の場合には、白色に近いストロボを炊くと、色が混ざってしまい、汚い写真になります。色が混じることを「ミックス光」と呼び、基本的に奨励されない撮り方です。

暖色系の地明りの場合には、ストロボのヘッド部分にオレンジ色のフィルターを付け、色温度を極力近づけて、ミックスしないことを心がけることが大切です。

写真の縦位置・横位置・スクエアを意識しよう

カメラマン プロフィール写真

筆者のFacebook用アイコン。1:1のアスペクト比にも対応できるよう、事前に確認し、撮影をした。

写真には必ず掲載先の媒体が存在します。もちろんプロフィール写真の場合も同じで、すでにデザインが決まっているウェブサイトや求人用サイト用のプロフィール写真となると、横位置の写真で撮影することが多いですし、書籍であったり講演会、名刺に使ったりするようにプロフィール写真を単独で使用する場合には横位置の撮影をするケースが多いです。

SNS用アイコン写真ならマシカク写真に

また、FacebookなどのSNSのアイコンとして使用したい場合は、それらのSNSのアイコンのサイズを事前に確認しておきましょう。SNSアイコン用ですと、真四角のスクエア写真であることが多く、これらの掲載先媒体の仕様を考えながらの撮影を心がける必要があります。

縦位置の写真がほしいのか、横位置なのか、SNS用でスクエアが良いのかを考えながら、構図を決定する必要があります。

カメラマンをお探しの方へ

deltaphoto

法人向け出張撮影サービスdeltaphoto

最後に宣伝となってしまい恐縮ですが、我々株式会社デルタクリエイティブは法人向け出張撮影サービスdeltaphotoを提供しています。

東京・大阪から人物撮影の得意なプロのカメラマンがお伺い致します。

ビジネスプロフィール写真 撮影依頼のテクニック|ポートレート

近年SNSをはじめとした、インターネット上のコミュニティの発達などにより、プロのカメラマンによるビジネスポートレート(プロフィール写真)の撮り下ろしが活発になってきています。

インターネット上でのビジネスのやりとりが増えた今、実際に会う前にビジネスをすることも多いです(私自身写真撮影を生業としていますが、インターネット経由での問い合わせのみでで、ビジネスポートレート(プロフィール写真)の撮影当日までお会いしない、ということも珍しくはありません)。

そのため、私自身もホームページ上に自分自身のビジネスポートレートを掲載し、問い合わせいただく方に「安心感」を感じてもらうよう、自分自身のプロフィール写真をフォトスタジオで撮影、公開しています。

セルフブランディングとしてビジネスポートレート写真というのは非常に重要な要素です。プロフィール写真の良し悪しにより、仕事の内容や量にも影響が出る場合があります。

プロフィール写真撮影をカメラマンに依頼する際、どのようなことに気をつければいいのかを書いていきます。

ビジネスプロフィール写真(ポートレート)撮影前の準備

プロフィール写真を実際に撮影する前に考えていただきたいのは、ご自身の売り、もしくは売りにしたいことを事前に考えたり探し、それをカメラマンに伝えることです。

その情報をカメラマンはどのようなイメージでビジネスプロフィール写真を殺意するかのヒントにします。

ビジネスプロフィール写真例:「頼り甲斐のある印象」にしたい。

弁護士 ポートレート

「頼りがいのあるように」というイメージでライティング。わざと影を作ることにより、重厚感のある写真に仕上げている

コンサルタントや医師、弁護士といった立場の方が好まれる傾向が多いかもしれません。

カメラマンに例えばこのキーワードだけ伝えられれば、カメラマン側もイメージに沿った形で照明を組んだり、ロケ地を提案してくれると思います。

私の場合であれば、このようなオーダーを受けたら、室内でグレーバックや木目バックでフラットではない(影のある)ライティングから提案することになると思います。まさに掲載している写真のようなライティングです。

ビジネスプロフィール写真 例:「明るく爽やかな印象」を与えたい。

弁護士 プロフィール写真

光がよく回る大きな窓ガラスがある会議室でのプロフィール写真。照明ももちろん焚いている

営業さんや子どもと接する仕事など。「接しやすさ」や「優しさ」を表すことができます。

先程の影をつける写真ですと、真面目な表情が適切な場合が多いですが、このような明るい写真でしたら笑顔が良いです。

柔らかいライティングで、背景をぼかしています。

カメラマンに「このプロフィール写真のイメージで」と伝えることは非常に重要

スタジオ照明 ライティング

ある日のスタジオ用照明。仕上がりのイメージを聞きながら、ストロボ用のアクセサリーをセッティングするため、事前のイメージ共有は大切。

実は撮影に使うカメラやレンズ、照明用のアクセサリー(アンブレラ、ソフトボックス、など)は非常に多様であり、写真のイメージによってどのような機材を使うかを選ぶところから準備が始まります。

そのため撮影の直前ではなく、少なくとも前日までには「このような写真に近づけたい」というサンプルの写真をカメラマンに事前に送り、相談することが大切です。他写真事務所や他のカメラマンが撮影した写真でも問題はありません。

もちろん全く同じ写真を撮影することは難しいのですが、イメージを近づけることは可能です。カメラマンを選ぶ際に、自分の理想とする写真を過去撮ったことがある人を選ぶのも大切です。

カメラマンによっては商品写真の撮影を得意とするけれど、プロフィール写真などの人物写真撮影が不得意、といったケースは珍しくありません。

会社のオフィスへの出張撮影にもかかわらず、当日撮影現場に行ったら、そこで初めて「専用のフォトスタジオで撮影した写真に近づけたい」と言われた経験が私自身にもありますので、イメージ写真は必ず事前にカメラマンに共有し、必要であればフォトスタジオの手配も行いましょう。

プロフィール写真の撮影中はとにかく楽しむ

撮影するカメラマンは勿論プロです。撮影が始まれば、カメラマンに任せて撮影を楽しむようにしてください。

自分のプロフィール写真を撮る経験が過去に何度もあって慣れているという方は少ないかと思います。

私自身ビジネス向けのプロフィール写真撮影を多くしておりますが、基本的にみなさん緊張してらしたりすることが多く、顔の表情がこわばったり緊張している状態のままいらっしゃる方は多いです。

もちろんカメラマン側も笑顔を出すように勤めるのですが、会ったばかりの人を必ず笑わせられるかというとカメラマンだけの力量ではどうすることもできないことがあります。写真はたくさん撮影して、その中の一番いいものが選ばれますし、恥ずかしがらずに「出し切った」ほうがいい写真になります。

そして、その楽しめる雰囲気作りにはカメラマンのテクニックもありますが、その次に重要なのは、周りの皆さんの協力です。

笑顔を引き出す1番の近道は「雰囲気づくり」

カメラマンの声かけに加えて、周りの人たちが声をかけてくださると、普段通りの笑顔を引き出せることが多いです。

緊張感のある真面目な写真を撮る際には少人数で撮影するほうが良いのですが、笑顔の写真が必要となると、普段一緒に仕事をしている方がその場を盛り上げていただくと非常に助かります。いわゆる「ガヤ」ですね。

左向き、右向き、「私はこっちがいい」を見つける

人間の顔は左右の印象で違います。

向きなどがデザインの関係上決まっているというわけではない限り、右向き左向きなどあらゆる方向からカメラマンに撮影してもらうことが良いです。

カメラマンによってはカメラとパソコン、iPadにリアルタイムに写真を送りながら撮影するテザー撮影(連結撮影)をする人がいます。

撮影したプロフィール写真の印象を見ながらよりよい写真に近づけていくとは良いでしょう。

会社への出張撮影時「うちの会社にはいい背景がない…」という場合

プロジェクター用のスクリーン。プロフィール写真撮影用の背景にも使える。

白の背景で写真を撮りたいんだけれど、ちょうどいい白い壁がない…という場合、よく使われるのがプロジェクター用のスクリーンです。

普段はこのスクリーンは出していることがないので、汚れていることも少なく、バストアップ写真用としてはとてもちょうどいいのです。ただし全身の撮影には勿論適さないので、その場合にはカメラマンに背景紙の持ち込みを依頼しましょう(背景紙は消耗品である上に、非常に大きく車での対応となるため、対応できるカメラマンが限られることがあります。基本的には追加料金が必要なものだと考えておきましょう)

プロフィール写真の写真撮影が得意なカメラマンを探す

プロフィール写真撮影ができるカメラマン探しに役立つサービスを紹介していきます。

BtoCを中心に写真撮影サービスを提供しているカメラマンのマッチングサービスOur photoさん。

キヤノンマーケティングジャパンより出資を受けているサービスです。

Our Photo

OurPhoto

キヤノンマーケティングジャパンより出資を受けるカメラマンマッチングサービスのOurPhoto

50分 6,480円(税込)から対応のカメラマンマッチングサービスです。

BtoCを中心に全国で出張撮影に対応しているようです。

fotowa

fotowa

PIXTAによるカメラマンマッチングサービスのfotowa

PIXTAを運営するピクスタ株式会社の出張撮影サービス。

BtoCを中心に全国で出張撮影に対応しているようです。

https://fotowa.com/

ミツモア

ミツモア

見積もりを5名から募集できるミツモア

ビジネスマッチングサービスのミツモアさん。

見積もり依頼を出すと、5名までのカメラマンが見積もりを送ってきます。

deltaphoto

法人向けのプロフィール写真撮影を得意とする出張撮影サービスのdeltaphoto

最後に宣伝となってしまいますが、株式会社デルタクリエイティブが運営しています、法人・個人事業主専門の出張撮影サービスのdeltaphotoです。

東京・大阪を中心にビジネスポートレート、ホームページ・会社案内用などの写真を中心に出張撮影しています。

4.5万円〜、カット数無制限です。

カメラマン直伝!インタビュー写真の撮り方のコツ|写真撮影

最近は会社案内撮影の中でも合わせて社員さんのインタビュー写真の撮影や「インタビュー風」写真の撮影なども一緒にしてもらいたいという撮影依頼が増えてきました。

オウンドメデイアや求人用ページに掲載する社員様の声、お客様の声など写真の使い方は様々です。インタビュー写真を使ったインタビューコンテンツを入れることにより、ホームページや会社案内の情報量がぐっと増えます。

今回は普段インタビュー撮影を行っていないカメラマンおよびインタビュー撮影の担当となってしまった方向けに、現役のカメラマンである私・山本がどのような点に気をつけながらインタビュー写真を撮影しているのか、撮り方のポイントを紹介していきます。

インタビュー撮影前、事前の下見・ロケハン

会議室の内観

インタビュー写真撮影に大切なのは撮影場所の下見が大切

ロケハンとはロケーションハンティングの略で、写真撮影場所を事前に探すことです。

インタビュー写真の撮影時だけではないのですが、写真撮影全般において撮影地の下見を事前にするということはとても大切です。

ただし必ずしも事前に確認できるとは限りませんので、もし撮影場所の候補がいくつか取れる状態であれば、撮影前に事前下見をした方がより良いインタビュー写真に仕上がるでしょう。

もしあなたが外注のカメラマンだとしたら、依頼者にどのような場所での撮影を想定しているか、事前にインタビュールーム候補の写真を送ってもらうのも良いでしょう。

ロケハンで、チェックする項目は主に以下の点です。

  • インタビュールームの広さ
  • 壁の綺麗さ、白さ

詳細に関しては後述します。

インタビュー写真の撮影に使う部屋の広さをチェック

インタビュー写真を撮影する部屋が狭いと、撮影の際に移動をしたり余計なものが入りやすかったりとあまりいいことはありません。

インタビュアーとインタビューイー(インタビューを受ける人)が座った状態でも、椅子などを移動することなく、カメラマンが簡単に移動できる程度は、最低限必要かと思います。

当日撮影対象となるインタビューイーが何人になるかも確認しておくことも大切です。基本的にインタビュー写真は一人が話をしている様子を撮ることが多いですが、まれに二人以上や対談風の撮影ということになれば、より大きめの部屋を用意する必要もあります。

壁・背景の綺麗さ(白さ)

多くのインタビュー写真を構成する要素として、被写体の次に写真の中で占める面積が広いのが、実は壁です。

例えば背景に絵画や時計、ポスターなどがあるのであれば事前にはがせるか、またドアなども映り込むことがないかなど確認が必要です。

また、壁に関しても白い壁の方が仕上がりは綺麗になります。タバコのヤニによる黄ばみや、壁のつなぎ目などが目立ちにくい場所が理想です。

インタビュー写真 撮影に適したレンズは?

ニコン 一眼レフ

インタビュー写真撮影には中望遠以上のレンズがおすすめ

インタビュー写真撮影で被写体を綺麗に撮影しようとなると、35mm換算で50mm以上の標準~中望遠域をお勧めします。

特段狭い部屋でなければ、私自身は70-70-200mm一本で撮影することが多いです。

インタビュー写真撮影で単焦点レンズは使うべき?

暗い場所かつストロボが使えないという非常に稀な状況での撮影だと稀に単焦点レンズのほうが良い場合もありますが、基本的に撮影時にストロボの使用は必須ですし、インタビュー撮影中は動きに制限がある(インタビュアーの位置や、机があるため必要以上に近づくことができない。また、部屋のサイズによっては動きが制限されることも多いです)ので、私自身インタビュー写真の撮影で単焦点レンズを使用することはほぼありません。

もし明るい単焦点レンズを使いたいということであれば、

  • 50mm
  • 85mm

このあたりの焦点距離のレンズが使いやすいケースが多いと思います。

しかし、私自身はインタビュー写真の撮影でズームのレンズの使用をおすすめしていますし、私自身もズームレンズを使用しています。

インタビュー写真 撮影でズームレンズを使う利点

私はインタビュー写真の撮影時には、70-200mmのレンズ一本をメインに利用することがほとんどです。

必要以上に近づきすぎず、歪みも減らしながら撮影することができるからです。カメラバッグの中には念の為、広角・標準域のレンズも忍ばせています。

インタビュー中は緊張している方も多く、できる限りカメラマンの存在を意識してもらわないためにも、距離を取れるようにしています。

インタビュー写真 撮影時に必要な明かり・ストロボの話

もし、インタビュー写真を撮る方がカメラマンではなく、社内の担当者さんやライターさんというとこであれば、写真用照明を持ち込むのは現実的ではないでしょう。

その場合は室内でも窓際などの明るい場所で撮影することがより良いです。

カメラマン向け、ストロボの話

インタビュー写真の撮影において綺麗な光は必須です。

インタビュールームは基本的に白い部屋であることが多いため、光は回りやすく撮りやすいとは思いますが、オンシューで天井バウンス撮影をしてはいけません。

弊社にカメラマン応募をしてくださる方の写真作品を見ていますとそのような写真を撮影している人が見受けられるのですが、そのような撮り形でも問題のなかった媒体としては、一昔前の週刊誌のモノクロページ用ではないでしょうか。

オンシューでの天井バウンスは写真自体がのっぺりとしててしまうのでお勧めしていません。

私は時間のないインタビュー撮影の場合も必ず、クリップオンストロボ(Profoto A1)を二灯持ち込み、オフシューで

  • ソフトボックス
  • 天井or壁バウンスでの起こし

という構成で撮影することが多いです。

ちなみにモノブロックではなくクリップオンストロボを使う理由としてはセッティングや移動の時間が短縮できることとクリップオンストロボでもクオリティに遜色がないからです。

インタビュー中カメラマンは「黒子」を徹底する

被写体(インタビューイー)の方には極力話しかけないようにしてください。

しかし以下の3点の場合を除きます。

  • ネクタイなど服装が乱れている場合
  • 机の上を片付ける場合(静かに)
  • 両手を机の上に出していない場合

これらの点を気にせずに撮影してしまうと、インタビュー撮影が終わったあとに担当者から注意を受ける可能性があります。

ネクタイなどの服装が乱れている場合

ネクタイや服の乱れは、本人は気づいていないことが多いです。また、インタビューを進めるに連れ、動きとともに服装が乱れることがあるので、服装の乱れに気づいた場合には、タイミングを見計らってインタビューイー本人や企業の担当者に声をかけ、直してもらいます。

机の上を片付ける

インタビュー撮影は多くの場合、インタビュールームにカメラマンとライター、編集者が事前に入っており、そのあと対象となられるインタビューイーがいらっしゃることが多いです。

簡単な挨拶やブリーフィングが終わるとすぐにインタビューが始まりますが、おそらくこの状態では机の上には

  • 名刺
  • 紙の資料
  • ノートパソコン

などが置いてあるまま進む可能性が高いです。

これらはインタビュー写真において基本的に必要のない情報です。

例えば資料を囲みながら指をさして話をしているなどの場合は、インタビューを遮ることのないよう、静かに写真の中に入らない場所に移動させましょう。

インタビュー中の写真で最も重要なのは被写体となられる方の表情や身振り手振りです。

インタビューの文章の中に何枚か入れ込むことが多い写真なので情報量が多すぎるとインタビュー自体の文章を邪魔してしまうのです。

それを伝えるために不必要な情報は極力フレーム内に入れない方が、写真としては親切でしょう。

机を写さない

インタビュー写真

場合によっては机を写さずに撮影する

状況によっては机の上のものを移動させることが難しい場合もあります。

テクニックの一つとして、インタビュー中の机を写さないというのも一つの手法です。

インタビュー中、両手を机の下に隠している場合

インタビュー写真をいきいきさせるポイントは被写体の方の表情、特に身振り手振りにあります。

よく「ろくろを回す」と言われますが、身振り手振りで話をしている瞬間を見てシャッターを押すことが必要です。

とはいえ身振り手振りが難しい場合には、両手を机の上に出してもらうだけでも写真の印象は大きく変わるでしょう。

私は撮影前に、インタビューイーがいらっしゃった後、挨拶をし、「インタビュー中も写真を撮らせていただきますので、両手を机の上に出していただきますと助かります。可能なら是非ろくろを回してください(実際に身振り手振りをするふりをしながら)」とお願いすることが多いです。

撮影中、担当者さんには写真は常にリアルタイムに確認してもらう

理想は一眼レフカメラとノートパソコンやiPadを接続し、リアルタイムに写真を転送しながら撮影するテザー撮影です。

上述したように、ネクタイなどの乱れや、必要なものが写ってしまったり、身振り手振りがあまりにもなかったり、と言う場合、写真を取り直すことは基本的に難しいです。特にあなたが、社内のカメラマンではなく、外部のカメラマンですとより、再撮ということは難しいでしょうし、「再撮」という自体は最も避けなければいけない自体です。そのため、撮影しながら必ず私はiPadにカメラ(キヤノンEOS 5D Mark4)から軽めのJPGデータのみ飛ばして、確認をしてもらっています。

これで随時担当者さんも写真が確認できる状態であれば服装の乱れなどが気になった場合、すぐ確認、直すことができます。

ずっと撮り続けない

理由は明快、インタビューを受けている人の気が散るからです。

インタビューで最も大切なのは、あくまでもインタビューの内容であり、文章です。

左右からの表情を撮影できたら、あとはカメラマンは待機しましょう。

資料を出したり、動きが出てきたときにのみ撮影するようにしたり、ポーズ写真をインタビュー後に撮る必要があれば事前に、撮影場所で待機しておくのもありでしょう。

インタビュー写真がうまく撮れない方に、「作り写真」

インタビュー写真

インタビュー写真は必ずしも「本番」で撮らなければいけないわけではない

インタビュー写真は必ずインタビュー中に撮影しなければいけないと言うことはありません。

もちろん、そのインタビューをしている写真なのですから同時に撮ることが理想ですが、スケジュールの都合上など写真撮影のみということも珍しくはありません。

実は本当のインタビュー写真撮影よりも、「インタビューをしている振りの写真」の方が撮りやすいですし、短時間で終わります。

本来のインタビューのように緊張感は少ないですし、笑顔を引き出しやすかったり、被写体の方に声をかけることもできます。

インタビューをしている風の写真撮影のテクニックとしては

  • 被写体の方と距離の近い人をインタビュアー役にする
  • 写真的にはインタビューイーが話しているものが欲しいので、「おしゃべり」ではなく、インタビューイーに対する「質問形式」が理想
  • 身振り手振りの「ろくろ回し」写真が欲しい場合は、得意なものを解説してもらうと良い。例えば趣味の話など(例:昨晩の野球の解説、子育ての話)
  • 真面目な顔が欲しい場合は、仕事の話など、真面目な話を振る。インタビュアー役の人が知らない話だとなお良い。

これらに気をつけていただければ、10分程度で左右からのインタビュー写真を数カット撮影することができます。

対談風写真の作り方

私は対談風の写真が必要で、同時に二人が綺麗に写っている方が良いという撮影以来の場合は極力対談中ではなく、実際の対談後に撮影用に5分から10分程度時間を別途もらうようにしています。

理由としては、実際の対談記事を作る際には二人だけいるのではなくその場にはライター、企業の広報、各関係者がいます。

特に実際ライター側から話を振り、それを対談風にするという手法は珍しくないので、映り込む可能性が非常に高いのです。

机の上には紙資料やICレコーダーが置かれています。

撮影対象者が一人であればファインダーに入らないような画角を調整しやすいのですが、二人以上となるとそうはいきません。

そのため実際の対談が終わったあと、人の移動や片付けが終わった後、「雑談をしてもらえますでしょうか」と2名にお願いし、その様子を撮影するという流れです。

雑談のお題として私がよくお願いするのは

  • 休日の過ごし方
  • 近くのランチが美味しい店
  • 最近の明るいニュース

から話を膨らませてもらうとこが多いかもしれません。

笑っている写真がどうしてもNGということでなければ、にこやかな笑顔の写真を撮るように心がけています。

「雑談」の際にはあまり堅苦しい話でない方が良いインタビュー(対談)写真になるのではないでしょうか。

ちなみに対談中のピンショットは実際の対談中に撮影します。

ロゴ前のポーズ写真、撮り方のコツ

インタビュー写真に付き物なのが、会社のロゴ前での撮影です。

ロゴ前の撮影の場合、受付ということもあり大抵の場合は電話機やその他案内用の紙などが置かれていることが多いでしょう。

これが一枚の写真となると、実は非常に気になります。

インタビュー写真の撮影の際もそうなのですが、写真の中には必要な情報、ここではインタビューイーの顔と会社のロゴになりますが、それ以外の情報(電話機など)は一時的に許可を取り、撮影することが理想だと考えています。

もちろんその場所のものを移動させる前は写真に撮っておき、撮影前と同じ状況に直すこともとても大切です。

ロゴ前での撮影での王道ポージング例

ロゴ前だけではないですが、インタビュー写真を撮影した後に撮影するポーズ写真(私は「立ち写真」と呼ぶことが多いです)に関しては、カメラマン側がインタビューイーに対して、ポージングの指示などを出すことが多いです。

よく使われる代表的なポージング例を紹介します。

ポージング1: 腕組み

ビジネス向けのインタビュー写真撮影で多く使われるのが、ロゴ横での腕組み写真です。

腕を組むことで高圧的な印象を与えてしまう可能性もあるので、侵入写真などの若い人のインタビュー写真でのポーズ写真では慎重に撮影する必要があります。

ポージング2: 手を組む

体の前で手をくるポーズです。腕組みをするよりも柔らかい印象を与えることができます。

カメラマンにインタビュー写真の撮影を依頼する

最後に宣伝となってしまい恐縮なのですが、東京・大阪発の法人向け写真事務所deltaphotoを紹介させていただきます。

deltaphotoは東京・大阪の写真事務所で、法人向けにインタビュー写真を始め、様々な出張撮影サービスを行っています。

時間内ならカット数無制限、4.5万円からの撮影対応です。

写真事務所deltaphoto