写真テクニック

一眼レフでのHDR写真撮影方法を紹介します

HDR写真 内観

複数枚の写真を合成して、より広いダイナミックレンジを持つ1枚の写真を作り出すHDRという手法。最近はiPhoneでもHDR撮影に対応し、写真を知らない人も「HDR」という言葉に触れるようになりました。

今回は、一眼レフカメラでHDR写真を撮影するメリットと撮影する方法について解説します。

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iPadでWi-Fiテザー撮影するワザ|ShutterSnitch

iPad

会社案内やホームページ写真、プロフィール写真などの写真撮影となると、イベントの記録写真とは違い、カメラマン一人だけの判断ではなく、クライアントやディレクターなどと確認をしながら勧めていく必要があるものが多くあります。

私自身現役のカメラマンですが、撮影時には必ず、EOS 5D MarkIVとiPadをWi-Fiで無線接続し、写真を撮影しながらiPad上に撮影した写真をrealtimeに表示させるテザー撮影(連結撮影)を行っています。

プロのカメラマンの間でも、無線でのテザー撮影をするカメラマンは増えてきているように思います。

今回は私が撮影の時に必ず使っているiPadを利用したテザー撮影について、紹介していきます。

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プロフィール写真撮影のポーズ集を紹介します|ポージング

士業 ポートレート

プロフィール写真の撮影をしていると、どのようなポージングを撮るべきかという話になることが多いです。私自身はプロのカメラマンですので、「ではこのようにしてください」と、ポーズの指示を出すことはできます。

しかし、被写体となられる方も、撮影日までにある程度「このようなイメージのプロフィール写真にしたい」ということもあるかと思います。写真撮影当日、イメージとずれることがないよう、どのようなポージングの種類があるかを事前に確認しておくことも大切です。

主にビジネス用途でのプロフィール写真で使われる、ポージングを紹介します。

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入社式の写真 撮り方と撮影費用について紹介します|内定式

写真事務所を経営していて、4月は多くの入社式の撮影相談が寄せられます(時期は違いますが内定式の撮影は10月以降に増えてきます。内定式の写真撮影に関してもほぼ同じ内容ですので、内定式の写真撮影をご検討中の方は「入社式」を「内定式」に変換して読んでいただければと思います)。

季節がある程度決まっている社内イベントの撮影対応となりますと、各写真事務所さんも大忙しのようで、写真撮影を依頼できるカメラマンがなかなか見つからないということもあるようです。

多くの場合は、社員の方が会社のカメラなどを使って写真撮影をするかと思います。ただし、社員の方による写真撮影となりますと、イベント運営業務の合間の撮影となるため、どうしても重要な写真が抜けてしまっていたり、クオリティ面で心配ということで、外注のカメラマンを依頼するケースが多いようです。

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集合写真の撮り方テクニック|カメラの設定や並べ方

集合写真はイベント、結婚式、パーティ、入社式、学校イベントなどジャンルを問わず様々な場面で撮影をすることが多いジャンルの一つです。

現役のカメラマンが、普段仕事の際にどのような点に気をつけて集合写真を撮影しているか、とり方を紹介していきます。

カメラやレンズの設定、必要な機材や、参加者の並べ方など。

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プロフィール写真撮影 5つの撮り方のコツ|カメラマン

私は現役のカメラマンなのですが、最近仕事でプロフィール写真の撮影をする機会が増えてきました。

ビジネスに於いてプロフィール写真は様々な場所で使われることが多く、とても重要な写真です。

その他にも、個人事業主の方でもプロフィール写真をビジネスのために撮影しているという方も増えてきているようです。カメラマンによるプロフィール写真の撮影に対応するウェブサービスも年々増えてきました。SNSの普及により、法人・個人問わずプロフィール撮影の相談を受けるようになりました。

また、夜景ポートレートや雨の中でライティングをしてのポートレートなども流行っているようで、ポートレート写真をあらゆる場面で撮影する、撮影したいという人も増えているようです。

そのようにプロフィール写真撮影の需要は年々増えており、ハイアマチュアカメラマン、駆け出しのカメラマン向けにプロフィール写真の撮影のポイントを紹介します。

写真撮影前に!被写体の服装チェック

ビジネスポートレート写真

ネクタイなど 事前の服装のチェックをする

プロフィール写真を撮る前には被写体の服装の乱れを直しましょう。

ビジネス向けのプロフィール写真撮影で最も気にするべき点の一つが、ネクタイの乱れやスーツのしわなどがあります。

撮影後に力技でフォトショップの画像修正で対応することももちろん対応できないことはないのですが、それには非常の手間と、レタッチ代金が必要になります。

撮影後RAW現像の処理をするとはいえ、「撮りっぱなしのJPGデータ」の状態でできる限りいい写真を撮影するのが、プロです。「後でフォトショップでどうとでもなる」という考えは捨てましょう。

  • ネクタイのずれ
  • スーツのシワ

ネクタイがねじれている場合にはその場で直してもらえればよいのですが、スーツのシワに関しては私たちではどうすることはできません。しかし、撮影時に指摘をしていなければ「なんで指摘をしてくれなかったのか」と、撮影後のトラブルのもととなります。

リスクを負わないためにも「スーツのシワがありますがこのまま撮影してよろしいですか」と本人や担当者の方に確認を取りましょう。

「フォトショップで直りませんか」と言われれば「簡単なものであればすぐに修正することができるかもしれませんが、基本的に修正の際には外部のプロのレタッチャーにお願いすることが多いので、その場合には料金がかかります」という点を伝えます(私はそのような形で撮影を進めています)。

その時点で、クライアントは、他のジャケットを用意したり、ジャケットを脱いで撮影したりなどの対策を取ることになるケースが多いです。

撮影中、被写体のことを一番見ているのはカメラマンなので、気づいたことはできる限り伝えることが大切です。それが最終的にクライアントのため、そしてトラブルを事前に防ぐテクニックにもなります。

私自身も撮影中は、大企業の社長さんの場合にも、スーツやネクタイに関してはもし乱れなどがある場合はその場でお声がけを必ずさせていただくようにしています。

プロフィール写真撮影に敵したレンズの話

デジタル一眼レフカメラ

いろいろなカメラのレンズの種類があるが…

私は70-200mmの中望遠域のレンズをお勧めしています。

単焦点であれば、85mmあたりが歪みなく、また綺麗に背景をぼかせるレンズではないかと思います。

ポートレート撮影となると、50mmの単焦点レンズも王道です。たしかに50mmレンズで撮影した時の被写体との距離感は、自然に会話をしながら撮影できますし、非常に「ちょうどいい画角」のレンズです。

女性ポートレートやカルチャー誌の撮影、趣味の撮影ならば、この50mmという画角はおススメです。

しかし、ビジネス向けのプロフィール写真となると、女性ポートレートのような「デートをしている風」といったものは基本的に撮影しないでしょう。もちろん公園のナチュラルライトで撮影したいという場合であれば良いかもしれませんが、あくまでスーツを着て、スタジオ写真のような形で撮影するのであれば、極力歪みの少ないものの、被写体とのコミュニーケーションも取れる、中望遠域のレンズがちょうどいいでしょう。

私が実際に出張撮影の際に使用しているプロフィール写真用のレンズですと、

EF70-200mm F4L USM

を使っています。明るいレンズではないのですが、室内ポートレートでストロボを焚いての撮影が多く、写真の品質には問題ないと考えています。F4通しレンズを使っているのは、あくまでも機材の軽量化のためなので、本当の理想のレンズであれば

EF70-200mm F2.8L IS III USM

など、F2.8通しのレンズになるでしょう。

テザー撮影は最終的に仕事を楽にする

デジタル一眼レフカメラで撮影した写真データを随時パソコンやiPadに転送しながら撮影することをテザー撮影(連結撮影)といいます。

カメラマンの中には「いちいち撮った写真をクライアントに見せると、色々と言われて仕事(カット数)が増えるし面倒」という人もいます。

しかし、一つ言えることは修正のきくうち(撮影中)にリアルタイムでクライアントに写真のイメージに相違ないか、ということを確認してもらえるチャンスを逃すというのはカメラマンにとってリスクでしかないです。

撮影中に気づかなかったことが、編集中もしくは納品後にに気付き、クライアントから「期待していた写真になっていない」と言われ、仕事を失うことに繋がります。

テザー撮影というひと手間をかけることで、最終的には写真撮影からの納品までをスムーズにし、カメラマンしいてはクライアントのためになるのです。

私は出張撮影の際、イベントのスナップ撮影をのぞいではすべてのジャンルにおいて、iPadとキヤノンのEOS 5D MarkIVをWifiで接続し、撮影したデータがすぐに転送されるように設定しています。

カメラマンにとって撮影風景のすべてがプレゼンテーションです。

室内撮影ならストロボは必須

室内での撮影なら、ストロボ(フラッシュ、スピードライト)は必須です。

通販サイトで売られているような格安のLEDなどは、きれいな撮影用の光は作れません。適さない光を被写体に当てることは、逆に写真の品質問題に関わりますので、必ず写真用のストロボを用意しましょう。

被写体へのストロボ直当てはご法度!

女性ポートレート(ストロボ天井直当て)

被写体にニッシンのマシンガンストロボMG8000をオンシューで直当てした写真。被写体の後ろに大きく影が出ている。写真の右側に大きな影が出ているのは、縦位置撮影でホットシューに乗せているストロボがレンズの左側にあったから。

1番の失敗ものとはカメラの上にストロボをつけ(オンシュー)、被写体にストロボの生の光を直打させることです。

ファッション撮影などでは、あえて直打ちするライディング手法を採用することはありますが、基本的にビジネス向けのプロフィール写真撮影では、直打ちはNGです。

天井バウンス撮影はギリギリ合格ライン

女性ポートレート(ストロボ天井バウンス)

MG8000にディフューザーを付け、天井バウンスにて撮影。壁との距離が近かったため、うっすら影が落ちているが、壁と被写体の距離が離れたら、影は殆ど消える。

基本的に外付けのストロボはベッドの位置を天井に向けることができます。

天井に光をバウンスさせるので「天井バウンス(天バン)」と言われています。

これが一番簡単で、被写体の後ろに大きな影を出したり、被写体の顔がテカることを防げます。

天井バウンスで撮影した写真は部屋の中に光を回しての撮影なので、フラットで明るい写真の撮影に適しています(特に白い壁の会議室のようなところであればきれいに光が回り、非常に綺麗な写真となります)。

もちろん天井バウンスでの撮影の場合、カメラ内蔵のストロボではなく、外付けのストロボを別途購入する必要があります。

中古であれば、2~3万円のものもあります。

数千円の古いストロボも売られてはいるのですが、昔の設計であることが多く、扱いが難しい可能性が高いです。

ストロボはできればオフシュー

人物撮影用 簡易スタジオ

ある日のプロフィール写真撮影会の様子。背景紙の左側にある大きな傘が照明。

天井バウンスでの撮影も良いですが、撮影した写真は「のっぺり」した印象になりやすいことも多いです。もちろん直当てしたときよりも、顔のテカリは防げるのですが、それでも十分ではないこともあります。

ある程度の陰影をつけて写真を撮るのであれば、カメラとストロボを離してスタンドにつけて撮影するオフシューライティングを行いましょう。

オフシューライティングとは

Profoto A1

ストロボ(写真はProfoto A1)がカメラの頭につくことなく、離した状態で使われる。

カメラのホットシュー(ストロボをつける頭の部分)から離して、ストロボ用の照明スタンドに載せて撮影する方法。

有線および無線でカメラのシャッターと光るタイミングを同期して撮影することが多い。

わたし自身はProfotoの無線のトリガーをして撮影しています。

「地明り」は必ず意識しよう

プロフィール写真撮影に限ったことではないのですが、ロケ地の地明り(色温度)を必ず確認しましょう。「地明かり」とはフラッシュなど照明を焚いていない状態の光であり、蛍光灯やLEDといった白色に近い明かりなのか、暖色系の明かりなのかという点を気にする必要があります。

カメラ初心者の場合、ストロボを炊いて撮影する場合、地明かりの色温度とストロボの色温度がミックスしてしまう場合があり、最終的に色合いがおかしくなることがあります。

地明りが白色に近い場合は、フラッシュはそのまま利用しますが、地明りが暖色系の場合には、白色に近いストロボを炊くと、色が混ざってしまい、汚い写真になります。色が混じることを「ミックス光」と呼び、基本的に奨励されない撮り方です。

暖色系の地明りの場合には、ストロボのヘッド部分にオレンジ色のフィルターを付け、色温度を極力近づけて、ミックスしないことを心がけることが大切です。

写真の縦位置・横位置・スクエアを意識しよう

カメラマン プロフィール写真

筆者のFacebook用アイコン。1:1のアスペクト比にも対応できるよう、事前に確認し、撮影をした。

写真には必ず掲載先の媒体が存在します。もちろんプロフィール写真の場合も同じで、すでにデザインが決まっているウェブサイトや求人用サイト用のプロフィール写真となると、横位置の写真で撮影することが多いですし、書籍であったり講演会、名刺に使ったりするようにプロフィール写真を単独で使用する場合には横位置の撮影をするケースが多いです。

SNS用アイコン写真ならマシカク写真に

また、FacebookなどのSNSのアイコンとして使用したい場合は、それらのSNSのアイコンのサイズを事前に確認しておきましょう。SNSアイコン用ですと、真四角のスクエア写真であることが多く、これらの掲載先媒体の仕様を考えながらの撮影を心がける必要があります。

縦位置の写真がほしいのか、横位置なのか、SNS用でスクエアが良いのかを考えながら、構図を決定する必要があります。

カメラマンをお探しの方へ

deltaphoto

法人向け出張撮影サービスdeltaphoto

最後に宣伝となってしまい恐縮ですが、我々株式会社デルタクリエイティブは法人向け出張撮影サービスdeltaphotoを提供しています。

東京・大阪から人物撮影の得意なプロのカメラマンがお伺い致します。

カメラマン直伝!インタビュー写真の撮り方のコツ|写真撮影

最近は会社案内撮影の中でも合わせて社員さんのインタビュー写真の撮影や「インタビュー風」写真の撮影なども一緒にしてもらいたいという撮影依頼が増えてきました。

オウンドメデイアや求人用ページに掲載する社員様の声、お客様の声など写真の使い方は様々です。インタビュー写真を使ったインタビューコンテンツを入れることにより、ホームページや会社案内の情報量がぐっと増えます。

今回は普段インタビュー撮影を行っていないカメラマンおよびインタビュー撮影の担当となってしまった方向けに、現役のカメラマンである私・山本がどのような点に気をつけながらインタビュー写真を撮影しているのか、撮り方のポイントを紹介していきます。

インタビュー撮影前、事前の下見・ロケハン

会議室の内観

インタビュー写真撮影に大切なのは撮影場所の下見が大切

ロケハンとはロケーションハンティングの略で、写真撮影場所を事前に探すことです。

インタビュー写真の撮影時だけではないのですが、写真撮影全般において撮影地の下見を事前にするということはとても大切です。

ただし必ずしも事前に確認できるとは限りませんので、もし撮影場所の候補がいくつか取れる状態であれば、撮影前に事前下見をした方がより良いインタビュー写真に仕上がるでしょう。

もしあなたが外注のカメラマンだとしたら、依頼者にどのような場所での撮影を想定しているか、事前にインタビュールーム候補の写真を送ってもらうのも良いでしょう。

ロケハンで、チェックする項目は主に以下の点です。

  • インタビュールームの広さ
  • 壁の綺麗さ、白さ

詳細に関しては後述します。

インタビュー写真の撮影に使う部屋の広さをチェック

インタビュー写真を撮影する部屋が狭いと、撮影の際に移動をしたり余計なものが入りやすかったりとあまりいいことはありません。

インタビュアーとインタビューイー(インタビューを受ける人)が座った状態でも、椅子などを移動することなく、カメラマンが簡単に移動できる程度は、最低限必要かと思います。

当日撮影対象となるインタビューイーが何人になるかも確認しておくことも大切です。基本的にインタビュー写真は一人が話をしている様子を撮ることが多いですが、まれに二人以上や対談風の撮影ということになれば、より大きめの部屋を用意する必要もあります。

壁・背景の綺麗さ(白さ)

多くのインタビュー写真を構成する要素として、被写体の次に写真の中で占める面積が広いのが、実は壁です。

例えば背景に絵画や時計、ポスターなどがあるのであれば事前にはがせるか、またドアなども映り込むことがないかなど確認が必要です。

また、壁に関しても白い壁の方が仕上がりは綺麗になります。タバコのヤニによる黄ばみや、壁のつなぎ目などが目立ちにくい場所が理想です。

インタビュー写真 撮影に適したレンズは?

ニコン 一眼レフ

インタビュー写真撮影には中望遠以上のレンズがおすすめ

インタビュー写真撮影で被写体を綺麗に撮影しようとなると、35mm換算で50mm以上の標準~中望遠域をお勧めします。

特段狭い部屋でなければ、私自身は70-70-200mm一本で撮影することが多いです。

インタビュー写真撮影で単焦点レンズは使うべき?

暗い場所かつストロボが使えないという非常に稀な状況での撮影だと稀に単焦点レンズのほうが良い場合もありますが、基本的に撮影時にストロボの使用は必須ですし、インタビュー撮影中は動きに制限がある(インタビュアーの位置や、机があるため必要以上に近づくことができない。また、部屋のサイズによっては動きが制限されることも多いです)ので、私自身インタビュー写真の撮影で単焦点レンズを使用することはほぼありません。

もし明るい単焦点レンズを使いたいということであれば、

  • 50mm
  • 85mm

このあたりの焦点距離のレンズが使いやすいケースが多いと思います。

しかし、私自身はインタビュー写真の撮影でズームのレンズの使用をおすすめしていますし、私自身もズームレンズを使用しています。

インタビュー写真 撮影でズームレンズを使う利点

私はインタビュー写真の撮影時には、70-200mmのレンズ一本をメインに利用することがほとんどです。

必要以上に近づきすぎず、歪みも減らしながら撮影することができるからです。カメラバッグの中には念の為、広角・標準域のレンズも忍ばせています。

インタビュー中は緊張している方も多く、できる限りカメラマンの存在を意識してもらわないためにも、距離を取れるようにしています。

インタビュー写真 撮影時に必要な明かり・ストロボの話

もし、インタビュー写真を撮る方がカメラマンではなく、社内の担当者さんやライターさんというとこであれば、写真用照明を持ち込むのは現実的ではないでしょう。

その場合は室内でも窓際などの明るい場所で撮影することがより良いです。

カメラマン向け、ストロボの話

インタビュー写真の撮影において綺麗な光は必須です。

インタビュールームは基本的に白い部屋であることが多いため、光は回りやすく撮りやすいとは思いますが、オンシューで天井バウンス撮影をしてはいけません。

弊社にカメラマン応募をしてくださる方の写真作品を見ていますとそのような写真を撮影している人が見受けられるのですが、そのような撮り形でも問題のなかった媒体としては、一昔前の週刊誌のモノクロページ用ではないでしょうか。

オンシューでの天井バウンスは写真自体がのっぺりとしててしまうのでお勧めしていません。

私は時間のないインタビュー撮影の場合も必ず、クリップオンストロボ(Profoto A1)を二灯持ち込み、オフシューで

  • ソフトボックス
  • 天井or壁バウンスでの起こし

という構成で撮影することが多いです。

ちなみにモノブロックではなくクリップオンストロボを使う理由としてはセッティングや移動の時間が短縮できることとクリップオンストロボでもクオリティに遜色がないからです。

インタビュー中カメラマンは「黒子」を徹底する

被写体(インタビューイー)の方には極力話しかけないようにしてください。

しかし以下の3点の場合を除きます。

  • ネクタイなど服装が乱れている場合
  • 机の上を片付ける場合(静かに)
  • 両手を机の上に出していない場合

これらの点を気にせずに撮影してしまうと、インタビュー撮影が終わったあとに担当者から注意を受ける可能性があります。

ネクタイなどの服装が乱れている場合

ネクタイや服の乱れは、本人は気づいていないことが多いです。また、インタビューを進めるに連れ、動きとともに服装が乱れることがあるので、服装の乱れに気づいた場合には、タイミングを見計らってインタビューイー本人や企業の担当者に声をかけ、直してもらいます。

机の上を片付ける

インタビュー撮影は多くの場合、インタビュールームにカメラマンとライター、編集者が事前に入っており、そのあと対象となられるインタビューイーがいらっしゃることが多いです。

簡単な挨拶やブリーフィングが終わるとすぐにインタビューが始まりますが、おそらくこの状態では机の上には

  • 名刺
  • 紙の資料
  • ノートパソコン

などが置いてあるまま進む可能性が高いです。

これらはインタビュー写真において基本的に必要のない情報です。

例えば資料を囲みながら指をさして話をしているなどの場合は、インタビューを遮ることのないよう、静かに写真の中に入らない場所に移動させましょう。

インタビュー中の写真で最も重要なのは被写体となられる方の表情や身振り手振りです。

インタビューの文章の中に何枚か入れ込むことが多い写真なので情報量が多すぎるとインタビュー自体の文章を邪魔してしまうのです。

それを伝えるために不必要な情報は極力フレーム内に入れない方が、写真としては親切でしょう。

机を写さない

インタビュー写真

場合によっては机を写さずに撮影する

状況によっては机の上のものを移動させることが難しい場合もあります。

テクニックの一つとして、インタビュー中の机を写さないというのも一つの手法です。

インタビュー中、両手を机の下に隠している場合

インタビュー写真をいきいきさせるポイントは被写体の方の表情、特に身振り手振りにあります。

よく「ろくろを回す」と言われますが、身振り手振りで話をしている瞬間を見てシャッターを押すことが必要です。

とはいえ身振り手振りが難しい場合には、両手を机の上に出してもらうだけでも写真の印象は大きく変わるでしょう。

私は撮影前に、インタビューイーがいらっしゃった後、挨拶をし、「インタビュー中も写真を撮らせていただきますので、両手を机の上に出していただきますと助かります。可能なら是非ろくろを回してください(実際に身振り手振りをするふりをしながら)」とお願いすることが多いです。

撮影中、担当者さんには写真は常にリアルタイムに確認してもらう

理想は一眼レフカメラとノートパソコンやiPadを接続し、リアルタイムに写真を転送しながら撮影するテザー撮影です。

上述したように、ネクタイなどの乱れや、必要なものが写ってしまったり、身振り手振りがあまりにもなかったり、と言う場合、写真を取り直すことは基本的に難しいです。特にあなたが、社内のカメラマンではなく、外部のカメラマンですとより、再撮ということは難しいでしょうし、「再撮」という自体は最も避けなければいけない自体です。そのため、撮影しながら必ず私はiPadにカメラ(キヤノンEOS 5D Mark4)から軽めのJPGデータのみ飛ばして、確認をしてもらっています。

これで随時担当者さんも写真が確認できる状態であれば服装の乱れなどが気になった場合、すぐ確認、直すことができます。

ずっと撮り続けない

理由は明快、インタビューを受けている人の気が散るからです。

インタビューで最も大切なのは、あくまでもインタビューの内容であり、文章です。

左右からの表情を撮影できたら、あとはカメラマンは待機しましょう。

資料を出したり、動きが出てきたときにのみ撮影するようにしたり、ポーズ写真をインタビュー後に撮る必要があれば事前に、撮影場所で待機しておくのもありでしょう。

インタビュー写真がうまく撮れない方に、「作り写真」

インタビュー写真

インタビュー写真は必ずしも「本番」で撮らなければいけないわけではない

インタビュー写真は必ずインタビュー中に撮影しなければいけないと言うことはありません。

もちろん、そのインタビューをしている写真なのですから同時に撮ることが理想ですが、スケジュールの都合上など写真撮影のみということも珍しくはありません。

実は本当のインタビュー写真撮影よりも、「インタビューをしている振りの写真」の方が撮りやすいですし、短時間で終わります。

本来のインタビューのように緊張感は少ないですし、笑顔を引き出しやすかったり、被写体の方に声をかけることもできます。

インタビューをしている風の写真撮影のテクニックとしては

  • 被写体の方と距離の近い人をインタビュアー役にする
  • 写真的にはインタビューイーが話しているものが欲しいので、「おしゃべり」ではなく、インタビューイーに対する「質問形式」が理想
  • 身振り手振りの「ろくろ回し」写真が欲しい場合は、得意なものを解説してもらうと良い。例えば趣味の話など(例:昨晩の野球の解説、子育ての話)
  • 真面目な顔が欲しい場合は、仕事の話など、真面目な話を振る。インタビュアー役の人が知らない話だとなお良い。

これらに気をつけていただければ、10分程度で左右からのインタビュー写真を数カット撮影することができます。

対談風写真の作り方

私は対談風の写真が必要で、同時に二人が綺麗に写っている方が良いという撮影以来の場合は極力対談中ではなく、実際の対談後に撮影用に5分から10分程度時間を別途もらうようにしています。

理由としては、実際の対談記事を作る際には二人だけいるのではなくその場にはライター、企業の広報、各関係者がいます。

特に実際ライター側から話を振り、それを対談風にするという手法は珍しくないので、映り込む可能性が非常に高いのです。

机の上には紙資料やICレコーダーが置かれています。

撮影対象者が一人であればファインダーに入らないような画角を調整しやすいのですが、二人以上となるとそうはいきません。

そのため実際の対談が終わったあと、人の移動や片付けが終わった後、「雑談をしてもらえますでしょうか」と2名にお願いし、その様子を撮影するという流れです。

雑談のお題として私がよくお願いするのは

  • 休日の過ごし方
  • 近くのランチが美味しい店
  • 最近の明るいニュース

から話を膨らませてもらうとこが多いかもしれません。

笑っている写真がどうしてもNGということでなければ、にこやかな笑顔の写真を撮るように心がけています。

「雑談」の際にはあまり堅苦しい話でない方が良いインタビュー(対談)写真になるのではないでしょうか。

ちなみに対談中のピンショットは実際の対談中に撮影します。

ロゴ前のポーズ写真、撮り方のコツ

インタビュー写真に付き物なのが、会社のロゴ前での撮影です。

ロゴ前の撮影の場合、受付ということもあり大抵の場合は電話機やその他案内用の紙などが置かれていることが多いでしょう。

これが一枚の写真となると、実は非常に気になります。

インタビュー写真の撮影の際もそうなのですが、写真の中には必要な情報、ここではインタビューイーの顔と会社のロゴになりますが、それ以外の情報(電話機など)は一時的に許可を取り、撮影することが理想だと考えています。

もちろんその場所のものを移動させる前は写真に撮っておき、撮影前と同じ状況に直すこともとても大切です。

ロゴ前での撮影での王道ポージング例

ロゴ前だけではないですが、インタビュー写真を撮影した後に撮影するポーズ写真(私は「立ち写真」と呼ぶことが多いです)に関しては、カメラマン側がインタビューイーに対して、ポージングの指示などを出すことが多いです。

よく使われる代表的なポージング例を紹介します。

ポージング1: 腕組み

ビジネス向けのインタビュー写真撮影で多く使われるのが、ロゴ横での腕組み写真です。

腕を組むことで高圧的な印象を与えてしまう可能性もあるので、侵入写真などの若い人のインタビュー写真でのポーズ写真では慎重に撮影する必要があります。

ポージング2: 手を組む

体の前で手をくるポーズです。腕組みをするよりも柔らかい印象を与えることができます。

カメラマンにインタビュー写真の撮影を依頼する

最後に宣伝となってしまい恐縮なのですが、東京・大阪発の法人向け写真事務所deltaphotoを紹介させていただきます。

deltaphotoは東京・大阪の写真事務所で、法人向けにインタビュー写真を始め、様々な出張撮影サービスを行っています。

時間内ならカット数無制限、4.5万円からの撮影対応です。

写真事務所deltaphoto