結婚式の持ち込みカメラマンのメリット・デメリット

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「結婚式で後悔したこと」という話を聞くと高確率で、「結婚式当日の写真」という声が出てきます。

「写真が本当に気に入らなかった、こんなことなら自分たちできちんとカメラマンを探せばよかった」という話を、先日結婚式を上げた友人にもされました。

私自身、現役のカメラマンなので、カメラマン目線でいろいろな結婚式の写真を見る機会があります。それらの写真を見てると「カメラマン」と呼ばれる人たちの撮影技術は人によって本当にバラバラです。

もちろん式場が契約をしているカメラマンでとても素敵な写真を撮る人はたくさんいるのですが、(特に東京などの都市圏での)式場によっては新人のカメラマンを雇っている場合も多く、中には求人サイトでアルバイトカメラマンを募集している式場もあるほどです(アルバイトのカメラマンが撮影してもデータのみで20万円程度…ということもあります)。

特に繁忙期の10月〜11月、3月〜5頃は慢性的なカメラマン不足ということもあり、注意が必要です。

もし、結婚式の写真に後悔したくないのであれば、事前に式場のウェディングプランナーとカメラマンの過去の写真作品を見せてもらったり担当カメラマンと直接会うことが良いでしょう。もしくは、自分たちで「持ち込み」という形で、カメラマンの過去の写真作品を見ながら、気に入ったカメラマンを探すことが結婚式の写真で後悔しないコツです。

結婚式の「持ち込みカメラマン」とは

結婚式の挙式や披露宴などの当日スナップ撮影は、基本的に式場が契約をしている写真・映像事務所に依頼し、その事務所に所属しているカメラマン(フォトグラファー、ビデオグラファー、時にはフリーランス)が撮影するという形が一般的です。

「持ち込みカメラマン」とは、新郎新婦がウェディングカメラマン、ムービーカメラマンを探して、個別に依頼をするものです。

持ち込みカメラマンを依頼するメリットとは

式場がカメラマンを用意してくれるのにかかわらず、わざわざカメラマンを持ち込むカップルが居るのは勿論理由があります。

カメラマンを結婚式の撮影に持ち込むメリットとしては、

  • 写真作品を見てカメラマンを探せる(式場では当日まで誰が来るかわからない場合も多い)
  • 事前に当日担当のカメラマンと対面で打ち合わせできる
  • 撮影枚数に制限がない(式場のカメラマンの場合、「最低撮影枚数」によって撮影料金が変わることがある)
  • 撮影料金が安くなる可能性がある(後述しますが、「持ち込み料金」を取る式場もあるので、必ずしも安くなるとは限らない)
  • 柔軟に対応してくれることが多い

ということが、挙げられるでしょう。

結婚式にカメラマンを持ち込むデメリットとは

ブーケを持つ新婦
持ち込みカメラマンにはメリットだけではない。式場によって設定された「制限」などがあるので、持ち込みカメラマンを依頼するときには、事前に気をつける必要がある。

「持ち込みカメラマン」にはデメリットもあります。

特に、結婚式場が決めたルールによって制限をされるということが多いですが、これらは式場によって対応の内容が変わってきますのでできればウェディングプランナーに事前に確認を行っておきましょう(レストランウェディングのように提携のカメラマンがいない場合もありますし、制限を設けられないケースもあります)

  • 新郎新婦のメイクシーンなどの撮影禁止(ブライズルームへの入室禁止)
  • 挙式中は動き回っての撮影禁止
  • 「持ち込み料金」の追加
  • 「出席者として参加する」ため、席代と料理台も一名分追加されることがある
  • カメラマンの経験のない式場だとスムーズにカメラマンが動けないことも(結婚式の撮影に慣れているカメラマンであれば事前の下見で問題なく対応できるケースが多い)
  • ビデオカメラマンの場合、スピーチの音声はマイクの音源を貰う必要があるが、これが有料である場合がある

一般的なものではこのような制限が掛かる可能性があります。

制限エリアなど、事前にウェディングプランナーに確認をしておく必要があります。当日になって「挙式中は立ち上がれない」となると、一箇所のみでの撮影となってしまいます。

私は自分自身の結婚式で、自分が好きな写真事務所に必ず撮影してもらいたいと考えていましたので、これらの持ち込み時の制限に関しては必ず事前に確認を取り、その上で式場を決めました。

「本当の友人」に依頼した場合の「リスク」

プロの持ち込みカメラマン仁来するのではなく、「写真好きな友人」に写真撮影を依頼するという方法もあります。

ただ、それにはとてもリスクが大きいので私自身はおすすめしていません。

式場からすると、持ち込みカメラマンは「お客様」ではなく「お客様というテイ」の業者です。実際、「本当の友人」かどうか、これは確かめようがありませんが、「業者風」の人も多いのでしょう。疑心暗鬼になっている式場もあるように思います。

私自身、学生時代の友人などに頼まれて、友人の結婚式に出席者兼撮影係としてお伺いすることがありますが、(本職がカメラマンということもあってか)式場はおそらく外部のカメラマンを持ち込んだと思ったのでしょう、タメ口だったり上から目線で私に支持を出してきたり、「カメラを持っているのなら表を歩くな、裏動線を使え」「ここには入るな」といった形で苦言を呈されるという経験は一度だけではありませんでした。

もちろん私自身に当たりの強い物言いをしていたプランナーさんや会場さんも、新郎新婦の前では笑顔でヘコヘコ。新郎新婦はそのあたりの強さに気付くことはありません。

友人に結婚式の写真撮影を頼んではいけない理由|友人カメラマン

撮影料金を安く済ませるという理由のみで「写真好きな友人」に結婚式の撮影を依頼することは、

  • きちんとした写真が撮れていない
  • ゲストである友人が結婚式を楽しめない

というリスクがあります。

(ただ、プロのカメラマンの友人であれば、とても嬉しい申し出ですので、必ずしもNGではないでしょう)

「持ち込みNG」式場との交渉術とは

私は自分自身の結婚式でカメラマンの持ち込みをお願いしたのですが、本来その式場は「持ち込みNG」を掲げている式場でした。

「交渉」のポイントはカメラマンの持ち込みを依頼するタイミングです。

挙式を上げるかどうかの契約書を交わす前に、写真室のカメラマンが撮影したアルバムを見せてもらい、その上で「カメラマンの持ち込みを考えたい」と伝えました。また、結婚式を上げる時期も2月である閑散期だったという点もあるでしょう。

結果として式場側はカメラマンの持ち込みに対し許可を出してくれました。私自身はその条件として「持ち込み料金代わりの一人あたりの席料と料理代金」を追加で支払っています。ただし、撮影中のカメラマンが料理を食べる時間がないというのは私自身わかっていましたので、食材が無駄にならないよう、料理代金はもちろん支払うが、調理・配膳はしないでほしいとお願いしました。

場合によっては「友人を装い」プロのカメラマンを、「黙って持ち込み」「ごまかして持ち込み」もできます。ただそれは新郎新婦も、プランナーも、式場1も、カメラマンも気持ちが良い行為ではありません。ハレの日だからこそきちんと、筋を通すことはとても大切だと思っています。

持ち込みカメラマンの撮影料金とは

ウェディングカメラマンの料金相場を紹介します。あくまでも目安となりますが、参考として確認いただければと思います。

また、腕のいいカメラマンほど早めにスケジュールが決まってしまう場合が多いので、注意が必要です。

依頼先撮影料金メリットデメリット
結婚式場(データのみ)20万円程度会場を知り尽くしている誰が撮影するか事前にわからない可能性/カット数の制限/撮影料金・アルバムの料金が高額
結婚式場(データ+アルバム)25〜30万円程度会場を知り尽くしている撮影料金・アルバムの料金が高額
新人フリーカメラマン(持ち込み)2万円程度事前にカメラマンと打ち合わせができる/作品を見てカメラマンを決められる/カット数に制限はない制限エリアが設けられる場合がある/持ち込み料金が必要になる場合がある
フリーカメラマン(持ち込み)6〜10万円程度事前にカメラマンと打ち合わせができる/作品を見てカメラマンを決められる/カット数に制限はない制限エリアが設けられる場合がある/持ち込み料金が必要になる場合がある

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